C51型のテンダーを金田茂裕著 形式別・国鉄の蒸気機関車W/Wを参考にC51のテンダーを分類すると
第1次グループ(改造されて17立方矩形)
 初期グループがつけていた水タンク容量 17.00t、石炭4.40tのテンダーで、18900〜18939(C511〜40)がつけていた。浜松工場で製作された初期の18両のテンダーは日本車輌で製作され、それ以降は機関車と共に汽車会社で製作されたと思われる。後に増炭覆いが取り付けられるなど改造されて石炭8tが積載できるようになった。

第2次グループ(8-17型)
 18940〜38943(C5141〜C51244)に取り付けられたC51型標準のテンダーで、水タンク容量17.00t、石炭8.13tのテンダーで、炭水車整備重量は43.7tある。機関車と共に汽車会社で製造された。
 ※お召し用C51236、C51239は20立方テンダーをつけていたが、製造当初はこのタイプであったかは不明である。

第3次グループ(12-17型)
 製造時に38944〜38958(C51245〜259)、38965〜38988(C51266〜289)に取り付けられたC53と同タイプの12-17テンダーで、水タンク容量17.00t、石炭12.00t、炭水車整備重量は49.5tである。

第4次グループ(8-20型)
 製造時より38959〜38964(C51260〜265)がつけていたD50と同タイプの20立方テンダーで、水タンク容量20.00t、石炭8.00t、炭水車整備重量44.1tである。
 ※お召し用C51236、C51239は20立方テンダーをつけていたが、製造当初に第2次グループの8-17型テンダーをつけていた。


第1次グループ(改造されて8-17矩形)のC51

写真で確認された8-17矩形テンダーを有するC51を抽出しました。

 C511 8-17矩形(戦前:仙台時代)→8-17台形(戦後:豊岡時代)
 C512 8-17矩形→8-17台形(戦後:豊岡時代)親不知事故時に振り替えか?
 C513
 C514 8-17矩形→8-17台形リベットなし(1956年以前)
 C515 8-17矩形→12-17→8-17矩形(保存時にC5125のものを振替える)
 C516 最後まで使用されていたか不明
 C517
 C518 (供出)
 C519 8-17矩形増炭覆い付き
 C5110 8-17矩形を最後まで使用
 C5111
 C5112 8-17矩形→8-17台形
 C5113 8-17矩形(戦前:名古屋区時代)→8-20(戦後:北海道時代)
 C5114 最後まで使用されていたか不明
 C5116 8-17矩形を最後まで使用
 C5117 最後まで使用されていたか不明
 C5118 8-17矩形(豊岡区時代)→8-17台型(吉松時代)1955年以降に振り替え
 C5119
 C5120 8-17矩形→8-17無リベットテンダー
 C5121 8-17矩形→8-17立方台形
 C5125 廃車後、保存されるC515にテンダーを譲る
 C5126 8-17矩形(戦前)→12-17(戦後)→8-17矩形
 C5128 供出後の写真では8-17台形を装備
 C5129 8-17矩形→8-17台形
 C5130 (供出)
 C5131 最後まで使用されていたか不明
 C5132 
 C5133 (供出)
 C5134 (供出)
 C5136
 C5138 米坂時代は8-17台形を装備
 C5139 8-17矩形→8-17台形 1955年以降に振り替え
 C5140

 以下の号機は2次グループのテンダー(8-17台形)を装備しているはずであるが
1次グループのテンダー(8-17矩形)を使用していた。
 C5181 8-17矩形→8-17台形 1954年以降に振り替え
 C5193
 C51111 8-17台形→8-17矩形
 C51125 8-17台形→8-17矩形→12-17→8-20(後部改造)

 当初は1次グループテンダー(17立方矩形)であるが写真などで確認できないもの。
 C5115 戦前写真無し、8-17台形を装備
 C5122 戦前写真無し、8-17台形を装備
 C5123 戦前写真無し、8-17台形を装備
 C5124 戦前写真無し、8-17台形を装備
 C5127 戦前写真無し、8-17台形を装備
 C5135 戦前写真では8-17台形を装備、供出
 C5137 戦前写真無し、8-17台形を装備

第2次グループ(12-17台形) 

 18940〜38943(C5141〜C51244)に取り付けられたC51型標準のテンダーである。

 2次グループテンダー(8-17台形)であるが、リベット無しテンダーになっているもの

 C5170 12-17台形変形 リベットなし新製?
 C5171 12-17台形変形 リベットなし新製?
 C5175 12-17台形変形 リベットなし新製?
 C514 12-17矩形→12-17台形リベットなし(1956年以前)

当初は2次グループテンダー(17立方台形)であるが別のテンダーに改造されているもの。
 C5144 8-17台形→8-20立方
 C5151 12-17
 C5180 8-17台形→12-17(C51245のもの)
 C5181 12-17矩形→12-17台形 1954年以降に振り替え
 C5193 8-17矩形
 C51101 12-17
 C51111 12-17台形→17立方矩形
 C51114 12-17
 C51112 12-17(1959-02-21豊岡)
 C51120 12-17
 C51124 12-17
 C51125 8-17台形→8-17矩形(1946年7月頃)→12-17(1946年11月頃)→8-20(後部改造)
 C51134 12-17
 C51135 8-17台形→12-17変形 17立方台形から改造か?
 C51136 12-17
 C51139 8-17台形→20立方
 C51158 8-20(1959-03-20苗穂)
 C51159 8-20?
 C51160 8-20
 C51161 8-20
 C51162 8-17台形→8-20
 C51171 燕用8-20→8-17台形
 C51177 12-17
 C51182 8-17台形→変形(リベットなし新製)
 C51183 8-20
 C51196 8-17台形→変形8-17台形(後部炭庫継足し改造)
 C51208 燕用8-20→変形テンダー
 C51214 8-17台形→12-17変形 17立方台形から改造か?
 C51227 12-17→20立方(後部改造)
 C51236 8-20→12-17(C5321)
 C51239 8-17台形→8-20

別のグループに属するが17立方台形テンダーを装備
 C51284 12-17変形(リベット無し)→17立方台形(1956年頃)

当初は2次グループテンダー(8-17台形)であるが写真などで確認できないもの。
 C5154(1959-03-20室蘭)
 C5165(1956-08-17山田)
 C5196供出
 C51108(1955-02-26直江津)
 C51131供出
 C51163(1959-03-20岩見沢)
 C51197(1954-12-06米子)
 C51219(1961-02-15早岐)
 C51235(1948室蘭)
 C51238(1955-03-14盛岡) 


第3次グループ(12-17)
 製造時に38944〜38958(C51245〜259)、38965〜38988(C51266〜289)に取り付けられたC53と同タイプの12-17テンダーである。

 以下の号機は他のテンダーに振り替えられた。
 C51259 12-17改造→C57タイプ12-17 (1941塚本駅接触復旧時)
 C51284 12-17無リベット→8-17台形
 C51285 8-20
 C51287 12-17(戦前)→8-20

他のグループに属するが振り替えなどにより12-17テンダーを使用したもの。
 C515 8-17矩形→12-17→17立方矩形(保存時にC5125のものを振替える)
 C5126 8-17矩形(戦前)→12-17(戦後)→8-17矩形(鹿児島区)
 C5151 12-17
 C5180 8-17台形→12-17(C51245のものを使用)
 C51101 12-17
 C51112 12-17
 C51114 12-17
 C51120 12-17
 C51124 12-17
 C51125 8-17台形→8-17矩形(1946年7月頃)→12-17(1946年11月頃)→8-20(後部改造)
 C51134 12-17
 C51136 12-17
 C51177 12-17
 C51214 17立方台形→12-17変形 17立方台形から改造か?
 C51227 12-17→8-20(後部改造)
 C51236 8-20→12-17(C5321)
 C51237 8-17台形→12-17(1961.7〜1962.1)

写真がなく確認できないもの。
 C51280(1959-03-04宮崎)

第4次グループ(8-20テンダー)

 製造時より38959〜38964(C51260〜265)がつけていたD50と同タイプの8-20テンダーである。
 C51260 末期は後部を改造
 C51261
 C51262
 C51263
 C51264 末期は後部を改造し炭庫部を拡張する
 C51265 末期は後部を改造し炭庫部を拡張する

他のグループに属するが振り替えなどにより20立方テンダーを使用したもの。
 C5144 8-17→8-20
 C51125 8-17台形→8-17矩形(1946年7月頃)→12-17(1946年11月頃)→8-20(後部改造)
 C51139 8-20
 C51159 8-20?
 C51161 8-20
 C51162 8-20
 C51183 8-20
 C51236 8-20→12-17(C5321)
 C51239 8-17→8-20
 C51266 8-20(戦前より)
 C51285 8-20
 C51287 12-17(戦前)→20立方

燕用テンダー
  特急燕牽引用として次の5両が水積載量を20立方としたC52用テンダーと振替えられた。
 C51171 1955年頃まで装備 1955年頃まで追従したが末期は8-17台形を使用
 C51208 末期は改造された特殊な形状のテンダーとなる。最後まで追従した。
 C51247 青森機関区時代は8-17台形を装備、青森区時代は8-17台形を使用
 C51248 末期の詳細な写真無し、不鮮明な写真からは最後まで利用した可能性あり
 C51249 燕時代の写真無し、末期は8-17を使用
 C51129 末期の写真では燕用テンダー使用
 C51238 戦前から燕用テンダーに振替えられていた。


変形テンダー
・非常に特異なタイプ
 C51259
  1941年3月26日に発生した塚本事故により脱線転覆、鷹取工場にてC57キャブ、テンダーで復旧された。
 C51182
  写真から非常に特異な形状である。大きさから20立方相当と推定される。
 福島区時代の1955年は標準の17立方台形テンダーで、1959年の米沢区時代には振り返られていた。廃車前にD501が使用していたもの?
 C51208
  1959年頃の若松区時代の写真に、背の高いタイプの無リベットのテンダーをつけていた。特急ツバメ牽引時代の8-20テンダーを改造した。

・無リベットテンダー
 C514 8-17矩形→8-17台形リベットなし(1956年以前)
 C5120 8-17矩形→8-17台形(リベット無し)を装備
 C5170 8-17台形変形 リベットなし新製?
 C5171 8-17台形変形 リベットなし新製?
 C5175 8-17台形変形 リベットなし新製?
 C51284 12-17変形(リベット無し)→8-17台形(1956年頃)

・その他
C51135 8-17台形→12-17変形 8-17台形から改造か?
C51196 8-17台形→変形8-17台形(後部炭庫継足し改造)
C51214 8-17台形→12-17変形 8-17台形から改造か?(1959.4〜1960.3鹿児島区)
C51230 8-17台形→12-17変形 8-17台形から改造か?
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