C51 71

 大里、長崎、早岐と九州を走り続けたC51です。運転室側後窓が後方に移動されています。末期はパイプ煙突になっています。

写真
 新製時:− 戦前写真:○ 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:両側
 煙室前手摺:A型(4時-11時30分、0時30分-2時小倉工)
 デフレクター:本省(蝶)1936年3月以前
 煙突:化粧煙突→裾有りパイプ煙突
 給水温め器:本省丸型:小倉工→本省丸新型(小倉工1960年までに換装)1932年8月(大里庫 配置表)
 給水配管:=型→新型 竪型 小倉工
 排気配管:後々 竪型無効化
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:原型
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:形式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.599
 使用開始: 1922年7月17日 広島庫
 移動: 1925年11月 広島庫→大里庫
 改番: 1928年10月1日 18970→C5171
 配置: 1931年3月31日 大里庫
 移動: 1940年9月 大里区→鳥栖区
 移動: 1942年1月 鳥栖区→長崎区
 移動: 1953年9月 長崎区→早岐区
 配置: 1957年11月1日 早岐区
 配置: 1961年4月1日 早岐区
 配置 休車中: 1962年4月1日 現在 第一種休車 早岐区
 廃車: 1963年3月30日 早岐区 総裁達146

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5171デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 蒸気機関車写真集 機関区と機関車31 C51上
 ※3 蒸気機関車写真集 機関区と機関車36 C51下
 ※4 全盛期の蒸気機関車写真集4_八並国介
 ※5 蒸気機関車EX Vol.20
 ※6 蒸気の時代No.55
 ※7 蒸気の時代No.90
C51 72

 大里、長崎、鹿児島と九州管内で活躍したC51です。写真は大里時代のものしかなく、運転室の窓が広いのが特徴です。戦前の写真しかなく、末期の姿はわかりませんが、受け持ち工場から、フロント部が直線化されている可能性ごあります。

写真
 新製時:− 戦前写真:○ 昭和20年代:− 昭和30年代:−

特徴
 解放テコ:機関車:右側
 煙室前手摺:A型(4時-11時30分、0時30分-2時小倉工)
 デフレクター:本省(蝶)1936年3月以前
 煙突:化粧煙突
 給水温め器:本省丸型:小倉工1932年4月(大里庫 配置表)
 給水配管:=型 竪型 小倉工
 排気配管:後々 竪型
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:拡張あり、前側窓前期位置、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:型式入り(戦前)
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.600
 使用開始: 1922年7月20日 広島庫
 移動: 1926年6月 広島庫→大里庫
 改番: 1928年10月1日 18971→C5172
 配置: 1931年1月31日 大里庫
 移動: 1942年1月 大里区→鹿児島区
 移動: 1945年11月 鹿児島区→長崎区
 移動: 1956年11月23日 長崎区→鹿児島区 達53号
 廃車: 1958年3月10日 鹿児島区 総裁達107

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5172デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 杵屋栄二写真集 汽車電車 1934−1938
 ※3 鉄道ファンNo.517(2004-5)
C51 73

 大里、広島、新庄、秋田と北に移動し続けたC51です。末期はボックス動輪でした。

写真
 新製時:− 戦前写真:− 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:両側
 煙室前手摺:A’型(戦後:8時30分-11時30分、0時30分-2時鷹取工)
 デフレクター:本省型1936年3月以前
 煙突:化粧煙突
 給水温め器:本省丸型:鷹取工1931年5月(広島庫 配置表)
 給水配管:=型 竪型 鷹取工
 排気配管:後々 竪型
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:ボックス動輪
 運転室:拡張あり、前側窓前期位置、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:形式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.601
 使用開始: 1922年7月21日 下関庫
 移動: 1926年7月 下関庫→広島庫
 改番: 1928年10月1日 18972→C5173
 配置: 1931年1月31日 広島庫
 配置: 1936年3月31日 広島庫 その後 岡山区に移動 時期不明
 移動: 1939年2月 岡山区→糸崎区
 移動: 1940年4月 糸崎区→小郡区
 移動: 1940年12月21日 小郡区→亀山区
 移動: 1943年2月13日 亀山区→直江津区
 移動: 1943年9月 直江津区→秋田区
 移動: 1945年11月 秋田区→新庄区
 廃車: 1960年1月27日 秋田区 総裁達26

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5173デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 日本蒸気機関車史 高木宏之
 ※3 追憶「西の函嶺越え」」藤井浩三著
 ※4 なつかしい蒸気機関車 田沢義郎
C51 74

 大里、宮崎、鹿児島と九州で活躍しました。あまり写真が出てきません最後はフロントデッキ部分を斜め直線化する改造を受けています。

写真
 新製時:− 戦前写真:○ 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:右側
 煙室前手摺:原型→A型(4時-11時30分、0時30分-2時鷹取工)
 デフレクター:本省→鹿工1936年3月以前
 煙突:化粧煙突→裾有りパイプ煙突
 給水温め器:本省丸型:小倉工1936年4月〜1938年4月(大里区 配置表)
 給水配管:=型
 排気配管:後々
 ボイラー手摺:1段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側?往復、右側4往復
 コンプレッサー:?
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:型式入り(初期)→型式無し
 その他:斜めフロントデッキ

車歴
 製造: 汽車製造 No.602
 使用開始: 1922年7月24日 下関庫
 移動: 1926年7月 下関庫→広島庫
 改番: 1928年10月1日 18973→C5174
 移動: 1931年11月 〜1932年1月 広島庫→大里庫
 移動: 1942年1月 大里区→鹿児島区
 移動: 1945年11月 鹿児島区→宮崎区
 配置: 1950年4月1日 宮崎区
 移動: 1955年11月 宮崎区→鹿児島区
 移動: 1957年5月 鹿児島区→宮崎区
 配置: 1958年4月1日 宮崎区
 配置: 1959年4月1日 鹿児島区
 廃車: 1960年8月30日 鹿児島区 総裁達496

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5174デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 鉄道ピクトリアル103(1960-2)
C51 75

 大里、広島、長崎と移動し活躍しました。末期の写真からはテンダーは無リベット構造になっています。

写真
 新製時:− 戦前写真:− 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:両側
 煙室前手摺:A型(4時-11時30分、0時30分-2時鷹取工)
 デフレクター:大鉄(曲)1935年3月以前
 煙突:裾有りパイプ煙突
 給水温め器:本省丸型:鷹取工→本省丸新型1960年以前1931年1月以前(配置表)
 給水配管:新型 竪型 ?
 排気配管:後前 竪型
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:拡張あり、前側窓前期位置、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:形式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.603
 使用開始: 1922年7月27日 下関庫
 移動: 1926年7月 下関庫→広島庫
 改番: 1928年10月1日 18974→C5175
 配置: 1931年1月31日 広島庫
 移動: 1937年10月 広島区→岡山区
 移動: 1939年3月 岡山区→糸崎区
 移動: 1940年12月 糸崎区→岡山区
 移動: 1941年12月 岡山区→長崎区
 配置 休車中: 1950年7月1日 現在 第一種休車 長崎区
 配置: 1950年10月1日 長崎区
 配置: 1956年11月1日 長崎区
 廃車: 1961年2月14日 長崎区 総裁達62

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5175デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 九州鉄道の記憶X
C51 76

 末期は長崎で活躍、門デフ、パイプ煙突が特徴です。

写真
 新製時:○ 戦前写真:− 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:両側
 煙室前手摺:A型(4時-11時30分、0時30分-2時鷹取工)
 デフレクター:門鉄K-71936年3月以前
 煙突:化粧煙突→裾有りパイプ煙突
 給水温め器:本省丸型:鷹取工1936年4月〜1938年4月(岡山区 配置表)
 給水配管:=型 竪型 鷹取工
 排気配管:前後 なし(前止弁)
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:拡張あり、前側窓前期位置、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:型式入り(初期)→型式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.604
 使用開始: 1922年8月3日 下関庫
 配置: 1925年11月 大里庫
 改番: 1928年10月1日 18975→C5176
 配置: 1931年1月31日 広島庫
 移動: 1937年10月 広島区→岡山区
 移動: 1939年3月 岡山区→糸崎区
 移動: 1940年12月 糸崎区→岡山区
 移動: 1941年12月 岡山区→長崎区
 改造: 1956年7月 小倉工場 門(小倉工式)デフ(K-7型)取付
 配置: 1956年11月1日 長崎区
 廃車: 1960年11月5日 長崎区 総裁達632

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5176デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 鉄道ピクトリアル103(1960-2)
C51 77 NEW

 戦前は山陽筋で活躍しています。廣島機関区時代の1937年に停車中の特急列車に追突した経歴があります。そのころまでは大鉄型デフを装備しましたが、事故復旧時に本省設計型デフレクターとなり、テンダーが嵩上げされています。給水ポンプが標準位置で鷹取工場施工の吊下げ型、左右タンクは右が大きく非対称です。1941年に長崎に移動し、1960年まで長崎本線で活躍します。末期はパイプ煙突、テンダーが無リベットとなり、給水ポンプが標準的な取り付けとなりました。

写真
 新製時:− 戦前写真:○ 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:右側→両側、テンダー:両側
 煙室前手摺:A型(4時-11時30分、0時30分-2時鷹取工)
 デフレクター:大鉄→本省(蝶)1935年3月以前
 煙突:化粧煙突→裾有りパイプ煙突
 給水温め器:本省丸型:鷹取工1931年1月以前(配置表)
 給水配管:=型 竪型 鷹取工
 排気配管:後々 竪型→無効化
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:拡張あり、前側窓前期位置、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:型式入り(戦前)→型式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.653
 使用開始: 1922年12月25日 下関庫
 配置: 1925年11月 大里庫
 改番: 1928年10月1日 18976→C5177
 配置: 1931年1月31日 広島庫
 事故: 1937年7月29日 02:34頃、山陽本線岡山駅
 移動: 1937年10月 広島区→岡山区
 移動: 1939年3月 岡山区→糸崎区
 移動: 1940年12月 糸崎区→岡山区
 移動: 1941年12月 岡山区→長崎区
 廃車: 1961年2月14日 長崎区 総裁達62

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5177デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 雑誌SL No3 交友社
C51 78

 最後は吉松区に配属、化粧煙突を有するが、フロント部が直線化改造を受けています。

写真
 新製時:− 戦前写真:− 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:右側→両側
 煙室前手摺:A型(4時-11時30分、0時30分-2時小倉工)→B型(1960年〜:4時-11時30分)
 デフレクター:本省→鹿工1936年3月以前
 煙突:化粧煙突
 給水温め器:本省丸型:小倉工1936年4月〜1938年4月(大里区 配置表)
 給水配管:=型 横型 鷹取工
 排気配管:後々 L字管
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音→5階音
 動輪:17本スポーク動輪
 運転室:
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:型式入り(戦前)→形式入り(前)、型式無し
 その他:斜めフロントデッキ

車歴
 製造: 汽車製造 No.654
 使用開始: 1922年12月27日 下関庫
 事故: 1924年9月12日 02:06頃、山陽本線五日市-己斐(現 西広島)間
 改番: 1928年10月1日 18977→C5178
 配置: 1931年1月31日 大里庫 2本煙突試験改造実施
 移動: 1940年9月 大里区→熊本区
 移動: 1945年11月 熊本区→宮崎区
 移動: 1955年11月 宮崎区→鹿児島区
 移動: 1957年5月 鹿児島区→宮崎区
 移動: 1959年 宮崎区→鹿児島区
 移動: 1960年11月 鹿児島区→吉松区
 廃車: 1963年8月5日 吉松 総裁達392

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5178デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 蒸気機関車写真集 機関区と機関車31 C51上
 ※3 九州鉄道の記憶W
 ※4 記憶の鐵路300景岩沙克次
 ※5 西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集Z
 ※6 鉄道ファンNo.26(1963-8)
C51 79

 秋田、新庄、米沢と活躍した機関車です。ボックス動輪に交換された末期の姿しかわかりません。運転室屋根を延長しているなど、東北の典型的なC51です。

写真
 新製時:− 戦前写真:○ 昭和20年代:− 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:右側
 煙室前手摺:B型(戦前:4時-11時30分郡山工)→B’型(戦後:8時30分-11時30分)
 デフレクター:本省型1935年3月以前
 煙突:化粧煙突
 給水温め器:本省丸型:土崎工1937〜1938年
 給水配管:ミ型 竪型 土崎工
 排気配管:前々 ストレート
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音
 動輪:17本スポーク動輪→ボックス動輪
 運転室:拡張あり、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形
 ナンバープレート:形式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.655
 使用開始: 1922年12月28日 仙台局
 改番: 1928年10月1日 18978→C5179
 配置: 1931年1月31日 仙台庫
 移動: 1931年8月 仙台庫→酒田庫
 移動: 1932年9月 酒田庫→秋田庫
 移動: 1940年10月28日 秋田区→尾久区
 移動: 1941年11月5日 尾久区→新庄区
 移動: 1959年9月 新庄区→秋田区
 移動: 1960年3月 秋田区→米沢区
 廃車: 1961年1月13日 米沢区 総裁達415

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5179デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 山形の鉄道情景―松木壽雄写真集 昭和30~40年代〈上〉
 ※3 懐想の蒸気機関車 久保田博 交友社
 ※4 蒸気機関車写真集 機関区と機関車31 C51上
 ※5 蒸気機関車写真集 機関区と機関車32 C51中
 ※6 蒸気機関車写真集 機関区と機関車36 C51下
 ※7 Rail No.120
 ※8 なつかしい蒸気機関車 田沢義郎
 ※9 新日本鉄道史 下 川上幸義
 ※10 鉄道ファンNo.152(1973-12)
C51 80

 戦前は仙台、戦後は米子で活躍し機です。最後まで化粧煙突、スポーク動輪を保ちました。ただし、末期は18本スポーク動輪に振替えられていました。1960年頃まで8-17テンダーでしたが、廃車になったC51245の12-17テンダーに振り替えられています。戦前から安全弁、汽笛の位置が前よりで、C51184と同様に燃焼室付に改造された可能性がある。ボイラー横の手すりの形状は、戦前戦後で異なります。

写真
 新製時:− 戦前写真:〇 昭和20年代:〇 昭和30年代:○

特徴
 解放テコ:機関車:右側→両側
 煙室前手摺:B型(戦前戦後:4時-11時30分郡山工)
 デフレクター:本省型1935年3月以前
 煙突:化粧煙突
 給水温め器:本省丸型:郡山工1931年1月以前(配置表)
 給水配管:ミ型 竪型 郡山工
 排気配管:後々 竪型
 ボイラー手摺:2段
 梯子:標準位置
 圧縮空気冷却管:左側3往復、右側4往復
 コンプレッサー:複式
 給水ポンプ:標準位置
 汽笛:3階音→5階音
 動輪:17本スポーク動輪→18本スポーク動輪(米子機関区)
 運転室:拡張あり、後側窓後方拡大
 テンダー:8-17台形→12-17型(C51245)
 ナンバープレート:型式入り(戦前)→型式無し
 その他:

車歴
 製造: 汽車製造 No.656
 使用開始: 1923年1月15日 仙台局
 改番: 1928年10月1日 18979→C5180
 配置: 1931年1月31日 福島庫
 移動: 1932年3月 福島庫→仙台庫 
 移動: 1934年8月 仙台庫→青森庫
 移動: 1944年10月 青森区→盛岡区
 配置: 1949年11月1日 盛岡区
 配置 休車中: 1950年4月1日 現在 第一種休車 盛岡区
 配置 休車中: 1950年8月1日 現在 第一種休車継続中 盛岡区
 配置: 1950年12月1日 盛岡区
 移動: 1954年7月 盛岡区→米子区
 移動: 1958年9月 米子区→浜田区
 移動: 1961年3月 浜田区→米子区
 廃車: 1965年3月31日 米子区 総裁達134

参考資料
 ※1 車歴は、 機関車データベース (形式C51) -C5180デゴイチよく走る!を参考に、その他資料等より補填、修正した。
 ※2 Train No.220
 ※3 鉄道datafile 76
 ※4 魅惑のC51 鉄道模型人 2 とれいん6月号増刊
 ※5 蒸気機関車68春
 ※6 蒸気機関車No58
 ※7 鉄道ジャーナル1976年4月号
 ※8 鉄道ファンNo.30(1963-12)
 ※9 スポーク動輪の世界 華麗なるパシフィックC51・54・55
 ※10 蒸気機関車よ永遠に (杉江 弘 写真集)
 ※11 Rail No.17
 ※12 Rail No.67
 ※13 蒸気の時代No.25
 ※14 蒸気の時代No.52
 ※15 蒸気の時代No.70
 ※16 新日本鉄道史 下 川上幸義
 ※17 鉄道ファンNo.240(1981-4)

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