2004年の情報
2004年12月
・王子 飛鳥山公園保存車 修理開始
修理が開始された王子 飛鳥山公園の6080とD51853 修理が開始された王子 飛鳥山公園の6080 修理が開始された王子 飛鳥山公園のD51853
 東京都北区王子 飛鳥山公園に保存されるD51853と東京都電6080ですが、塗装が痛み、都電は窓が割れるなど状態が悪化していました。現在整備が開始され、2005年3月の桜のころまでに完了するという話でした。
・新橋駅前保存C11292
 クリスマスの装飾が行なわれたC11292です。
 年末にはクリスマスの飾り付けが行われているC11292ですが、12月より正午と決まった時刻に汽笛が鳴るようになったということです。
・鉄道博物館プレリリース

 JR東日本と鉄道博物館のホームページより保存車輌決定のプレリリースがありました。全部で35両(SL6両、EL5両、DL1両、EC7両、DC2両、PC11両、FC2両、新幹線1.5両)でした(12月7日)。
<関連するホームページ>
 JR東日本 ホームページ
 鉄道博物館 ホームページ

2004年11月
・キハ048展示

 11月28日(日)午後1時〜4時、つくば市吾妻のさくら交通公園。公園内に置いてあ
る筑波鉄道の気動車キハ461(旧国鉄キハ048)の車内公開と写真の展示など。
主催/キハ048保存会。同車は都合により今回がつくばで最後の公開です。

・頚城鉄道
「けいてつ協会10周年と頸城鉄道復活へむけてのプロローグ」
 
 1994年に旗揚げしました「けいてつ協会」(旧名称 けいてつ協會)も、皆様の暖かい御支援で、本年で十周年を迎えました。いままで多くの御協力頂きました方々に心から感謝申し上げます。またこれからも末永くよろしくお願い申し上げます。
 ところで、けいてつ協会の「け・い・て・つ」とは、その昔、田舎の小さな駅から出ていました軽便鉄道(けいべんてつどう)と呼ばれる小さな鉄道の呼び名を少しアレンジして付けたのが当協会の名前です。当会の目的は、鉄道の保存・研究・調査が目的で、特に“自分たちの大好きなな鉄道をより一般の方々に知って愛してもらいたい”をテーマに活動してまいりました。
 さて、新潟県の、信越本線黒井駅に隣接した新黒井駅から、百間町を経由して浦川原に至る15キロを走っていました非電化の軽便鉄道であった「頸城鉄道」。全区間の廃止が1971(昭和46年)でその後、一部の車輌たちが、神戸市の六甲山中に、レールファンであります曽我部光明氏の保存活動によって33年間の間たいせつに保管されてきました。
 残念ながら、曽我部光明氏は一昨年亡くなられましたが、御子息であり、わが国最高の技術と定評があります古典自動車の修理業「潟tルヴィアート」の社長であります曽我部俊雄氏の深い御理解のもと引き続き保管されてまいりました。
【潟tルヴィアート・参照ホームページ】 http://www.fulviart.jp/kb.html
 一方、来年の2005(平成17)年の1月に合併により頸城(くびき)という名称が無くなることになった「頸城村」の商工会と役場、その他有志を含む「くびきお宝をのこす会」が中心となり、村に残る廃止となった頸城鉄道の百間町駅の旧車庫内に保管されています同鉄道2号蒸気機関車(ドイツ・コッペル社製)を、頸城自動車(元頸城鉄道)の協力で、特別一般公開をして大勢の来客で大成功しました。そこで、次なる村の名前を後世に伝える活動の調査が始まった頃、それを知りました「けいてつ協会」としては、六甲山中に保管されてあります頸城鉄道の車輌たちの存在をお伝えし、里帰りを実現させるべく「けいてつ協会関西・東海支局」を中心に仲介から技術サポートも含めて御協力させて頂きました。
 こうして、このたび無事に11月20日に、神戸の六甲山中から懐かしい故郷に、頸城鉄道の車輌たちが新潟県の頸城村に33年ぶりに帰ってまいりました。
 今後の予定ですが、とりあえず来年の春以降の一般お披露目に向かって準備を開始した段階となっておりますので、誠に恐縮ながら、もうしばらくお待ち頂きますよう、お願い申し上げます。
 よって、盗難・事故の防止のために現在の保管場所は地元でも伏せておりますので、なにとぞ御理解ください。

 最後になりましたが、今回の頸城鉄道保存搬送計画につきまして、頸城村・頸城村商工会・くびきお宝をのこす会他。ならびに長年にわたって、車輌たちを守って頂きました曽我部様に深く感謝申し上げます。
 けいてつ協会10周年目にして、名前に相応しい大きな活動ができました。今後も頸城村へ帰還した頸城鉄道の車輌たちの動態復活に向けての地元への協力体制の取り組みや、来年には更に大きな当会としての一大事業活動も開始いたしますので、今後とも御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

◆今回の車輌たち◆

DC92・ホジ3・ハ6・ニフ1(野外に長年あり腐食。よって、現地にて解体し、パーツにして搬送:将来的に復元予定)・ワ7・ワ14・ト5・ト?・保線用トロッコ  以上9輌
その他にターンテーブルやレール多数など
※コッペル2号機は頸城村の旧車庫内に保管中

※問合せ先は、現在「頸城村商工会」ですが、多数に問合せがいきますと混乱すると思われますので、どうか来年春以降予定の一般公開告知までそっとお待ち頂きましたら幸いです。
けいてつ協会様より連絡を頂きました。


2004年10月
・69644修理
 10月15日〜18日にかけて69644の修理を行いした。
 
 簡単なレポートを作りました。

各地で鉄道の日のイベント掲示板よりあつめてみました。)
・梅小路蒸気機関車館
 90周年のイベントが行われます。
 C51239の御召し装備10月9日から17日まで展示
 C622+C621+旧型客車の展示も同じ期日で予定
 9・10日は夜8時まで開館(ライトオブジェ)。

・JR北海道 苗穂工場・苗穂運転所
苗穂運転所、研修センターと一緒に9:30から15:30まで公開が行われます。運転所では転車台体験、ミニクリスタルEXP試乗など。研修センターではシミュレーター体験など。工場はC62 3をDLで牽引運転、DMV試乗(予約〆切)ミニD51試乗、C11車抜き公開、保線車両展示、技術館公開などやります。

・JR九州 小倉工場フェアー 10月16.17日

・九州鉄道記念館 10月9日〜11日
 ヘッドマーク大集合という催しがあるようです。九州を中心に活躍した名門列車たちのヘッドマーク約20点を一堂に公開。展示車両に取り付けての撮影 会も行います。

・御代田町D51787 10月9日 → 10月11日(台風接近のため) 
 2004年9月20日撮影:やまてつ
 D51787は御代田町D51787-保存整備協議会(D51787復元会)の方々によって整備が行われ甦っていました。 この整備は普通の整備と異なり、古い塗装を剥ぎ取り、昔ながらの油で磨かいています。機関車に近づくと油の匂いと、 溶接の跡が手にとるように解ります。この整備10月9日に一段落し、その時には記念イベントが行われます。

・小坂鉄道 10月11日
 10月11日に鉄道の日のイベントとしてDL四重連運転が行われます。小坂は今年で95周年

69644の修理について
10月15日〜18日にかけてT.K生さんと共に69644の修理を行います。現在部品の製作が終了し発送を待つばかりです。
 修理計画書 運転室窓の製作
 当日手伝っていただける方を募集します。

69644レポート
 現状 機関車の修理・ふれあい
 8月18日〜19日にかけて、T.K生さんが旅行がてら現地に赴き、状況の確認と簡単な補修を行ってこられました。その状況のレポートです。
 69644は渚滑駅跡に移り、多くの人が訪れるようになり盛況なようです。場所も「SL広場」と名付けられたそうです。

D51 170の区名札盗難
 2002年1月3日撮影:やまてつ盗難に遭った区名札(2002年1月撮影)
 盗難発生、2004年10月2日未明に運転室左側の砲金製人吉区区名札を盗難される。犯人は夜進入し、盗んでいったもの(
保存車輌掲示板)。


2004年9月
宮崎市C11191修理開始
 
保存車輌掲示板をご覧ください。

各地で台風被害
 今年訪れた台風の影響で保存車にも被害が発生しています。遠賀町で保存される78626は屋根が吹き飛び、機関車が雨ざらしの状態になっております(保存車輌掲示板)。

2004年8月
一畑電鉄のデハ23が引き取り先募集
 平田市の平平田市立図書館東側に設置されている一畑電鉄のデハ23も老朽化により解体されようとしています。解体を避けるために一応希望者への譲渡を告知していますが、募集期間が8月28日から9月3日までの1週間と短く、移転期限も9月20日までです。
 型式 デハ20
 自重34t L=16.1m W=2.7m H=4.1m
 昭和2年日本車輌会社製造、昭和27年ナニワ工機改造

 詳細>平田市ホームページ

四国でSL動態保存か?
Googleで検索
 観光客誘致による経済活性化のため、JR四国と四国4県で保存されているSLを復活させ定期運行させる構想があるそうです。
 
D511032は保存 Googleで検索
 九州の方から情報を頂きました。
 湯布院町の予算がつき7/30から塗り替えが始まり、8/6には完成したということです。
ただ、予算の関係からか塗装されたのは前、表側、後側の三面のみだそうです。

 残りの1面、ボランティアなどで何とか塗装することはできないものでしょうか?
 
D511032に危機? 
Googleで検索
2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ 2001年1月2日撮影:やまてつ
所在地
  大分県 大分郡湯布院町 川南 中央児童公園
残念な情報が・・・。大分 湯布院に保存のD51 1032が解体の危機にあるそうです(Fool)。


C51239御召し装備へ
キャブ内、配管が修理されていた。 火室内を撮影、完全に修復されている。
 梅小路運転区90周年イベントで、ついにお召し装備を施してのC51239の展示が行われるそうです。8月18日付け、交通 新聞に載ってました。C51239のお召し装備は1987年3月末の国鉄末期に行われて以来、17年ぶりになります。
また、お召し装備して特別展示するC51239の塗装、磨き作業を行うボランティアを一般から募集するそうです。作業は9月 26日と10月3日の2日間で、各日30名程度。
 90周年イベントは、10月9日〜17日に開催。C621とC622に客車を連結しての展示もあるそうです(2004年8月18日 Tchan)。

D51?がオークションに
 <詳細は不明、撤去目的のため


2004年7月
近江鉄道彦根車庫の留置車輌群が解体
 廃車体コレクションで知られていた近江鉄道彦根駅構内ですが、区画整理事業のために1週間ほど前から、不要車両の解体が始まったとのことです。
貴重な輸入電機や湘南窓の電車、使用されなくなって久しい貨車などが残されているだけに、今後の動向が気になります。(2004年7月18日:とも)

D51 159修理 Googleで検索
現在:2004年7月19日:SM 2004年7月19日:SM 2004年7月19日:SM 2004年7月19日:SM 2004年7月19日:SM
  北海道 岩内郡岩内町 宮園297 運動公園
 北海道岩内町岩内運動公園にあるD51 159号機ですが、先日訪れたところ新たに塗装し直されていました。塗装作業は6月中に行われたようで、まだペンキの香り が残っています。屋根の下にあるとはいえ荒廃の1歩手前だった159号機もこれで展示に耐えるような状態に戻りました。とはいえ、塗りわけにおかしな部分が あってちょっと残念ですが。(2004年7月:SM)

日曹炭鉱天塩 49678 解体Googleで検索
 1998年8月
  北海道 天塩郡豊富町 森林自然公園
豊富町で保存されていた日曹炭鉱手塩の49678号機が解体されました。昨年、69644やD51953の解体の情報を聞き、何とか保存につな ぎ止め、しばらく北海道では解体の話は無いと思っていただけに愕然としてしまいました。

D51953 第二回修理
 修理の模様⇒

 2004年7月10日、大夕張鉄道保存会Kさん、Iさん、小樽おそうじ会の寅さんと共に、前回の修理で残った窓、運転室内等の部品を取り付けました。この修理に際してAさん、T.K生さんより部品を頂きました。 残念ながら塗装のタッチアップが残ってしまいました。次回に行いたいと思います。

交通記念館にマニ30保存
 マニ30 2012 Googleで検索

 < A href="../PC/Mani30/Mani30-2012_0407_039.JPG" rel="lightbox[Mani30]">
  北海道 小樽市 手宮1-3-2 小樽交通記念館
  保存会 小樽おそうじ会
  小樽記念館HP
 小樽市交通記念館に伝説のマニ30が保存されました。警察無線など機材は外されましたが、あまりにも厚い防弾ガラスの窓から外を見ると、何もかにもが青く見えました。この窓開けられるようになっているのですが、あまりにもの重さにびくとも動きませんでした。車内にはヘルメット、湯沸し機、掃除機に至る日銀の機材そのまま残されていて感心しました。
 車体の一部に塗装の剥離が見られ、早急に手当してほじいと感じました。

2004年6月
69644について Googleで検索
現在:2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM
旧名寄本線渚滑駅跡地
以前:2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生
紋別市運動公園
現役時代: 1975年に湧網線にて(撮影:Tanaka)  北海道紋別市渚滑 旧渚滑駅跡

 T.K生さんより連絡を頂きました。非常に骨を折っていただきました。ほんの少しでかまいませんので募金に協力してください(やまてつ)。

 昨年9月に沸いて出た「解体・撤去」の話 も、69644号に対する多くの方々の真摯な想いが実を結んだことで解体が撤回され、「本当に良かったね!」と思っております。これも管理人 様を始め皆様の力の賜物であります。
 本機の移転先は、旧名寄本線渚滑駅跡地(渚滑4丁目)のパーゴルフ場内「高齢者ふれあいセンター」の隣が予定されています。。渚滑駅跡地 には当時の車庫(保守車用のもの?)が残存しているため、なんとかこの中へ移設してもらえるように管理箇所へお願いしておりましたが、残 念ながら屋外展示とのことで、潮風による荒廃の可能性は引き続き避けられません。荒廃と老朽化を防いで恒久的に保存できるように、可能 な範囲で良い方法をこれから提案していこうと考えております。
 昨年より多くの方々から表明されておりました募金収集については、市当局が窓口となることで広範囲からの収集が可能となり、少しでも 移転修復事業に資することができるということを説明しましたところ、市側で受け入れる方法を提示してもらっています。以下に市から提示 された送金先を報告致します。

郵便振替:
 口座番号:02790-9-12980
 加入者名:紋別市収入役
 通信欄:「SL移設改修事業寄附金」
 ※期限:平成17年3月31日

 力及ばずしてなかなかベストと考えられる方向に進んではおりませんが、69644号機をこれからもできるだけ良い状態で保存してゆくため に、皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

 その後管理箇所である紋別市立博物館よりご連絡を頂 き、募金については博物館へ連絡してもらえれば市収入役指定の郵便振替用紙を送付します、とのことでありました。これを使えば郵便局で の振り込み手数料なしに募金でき、余分の負担を避けることが可能とのことです。市立博物館の連絡先は、
http://www.abashiri.pref.hokkaido.jp/ab-tssku/portal/mombetsu/05_02.htm
 また、清掃・整備等といった募金以外の協力方法について確認しましたところ、予め博物館の方へ打診してもらえれば、とのことでありま した。整備作業を行う機会をなんらかの形で作ることができれば、と思っております。
 募金金額の多寡より一人でも多くの方にご賛同頂けることが、解体の危機に瀕した保存車両を救う上で、管理箇所を説得するための一番効 果的な方法であると考えられます。なにとぞ皆様のご協力をお願いする次第であります。また、博物館におかれてもできるだけ具体的に集め られた募金の使用方(例.破損部分の修理=○円、再塗装=○円、など)を明示して頂きたいものと思います。

 本機の移転作業がいよいよ始まるそうです。10日夕方に炭水車の移動作業と機関車の移動準備、翌11日早朝に機関車の移動作業を行うと のことであります。車体へのダメージを防ぎ無事に移設できるよう、くれぐれも慎重な作業を期待したいものであります。

 募金については、紋別市として集めてくれることになりました。このため、1万円を越える公共団体への寄付が税控除の対象になります。高額の寄付は負担になりますが、税金の減免措置を受けられることで軽減できます。出費はかかるものの行って欲しい事業への意思表示につながります(やまてつ)。

69644移転 <最新情報 2004年6月>Googleで検索
現在:2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM 2004年6月17日:SM
 今日(2004年6月17日)仕事のついでに遠出をして、紋別市の69644を見てきました。移動場所は旧渚滑駅とのことで、すぐ横の信号が「渚滑駅」でしたので迷わずに行けまし た。69644は駅の跡地、パターゴルフの駐車場に据えてありました。本当に関係の方々の努力が実って何よりです。一応、組み立ては終わっているようで、作業員もお らず現在は小休止といったところでしょうか。周囲を簡単なフェンスで囲い、キャブに上る階段や説明板はまだ横に倒してあります。69644の第1印象は「意外に状態は 良いではないか」というものでしたが、近く寄って見るとやはり痛みが目立ちます。特にシリンダーやボイラーの下、そしてキャブとテンダーの間にはサビが山のよう に積もっていました。組み立ての際にボルトを新品に替えた部分もありますが、全体は素のまま。これからどのように修復されるのか期待したいものです(SM)。

D5270周辺整備
 神奈川県山北町のD5270を見てきました。最近遠出ばかりで近場を確認していなかったのですが、行ってビックリ!公園が再整備されて、SLが狭いオリから開放され、気軽に近寄れるようになっていました。まだ屋根の柱が車体に近いため、撮影には多少難があるものの、以前のオリ状態からすると、非常に良くなりました。動輪にも油が差され、保存会の方々(だと思うんですけど)の定期的な整備が行き届いているようです(旅人)。

2004年5月
D51663整備中
5/29に行きましたが、塗装中で、錆び止めのオレンジの状態でした。

C11 372(鷹巣町児童公園)
5/27に行きましたが、公園工事中でした。SLは最近塗装し直して、綺麗な状態でした。 (急行長門)

水島臨海鉄道キハ356解体処分
岡山県倉敷市にある水島臨海鉄道所有のキハ356号車が5月18日に解体されました。
同車は、元国鉄キハ10 58号車で、1957年(昭和32年)2月に帝国車両にて製造された車両で、1980年(昭和55年)5月に水島臨海鉄道に移籍 し、1989年(平成元年)5月に廃車となっている。廃車後は車庫のある倉敷貨物ターミナルで倉庫として使用されてきましたが、恐らく老朽化が原因の解体 と思われます。貴重なキハ17系列の気動車がまた1両姿を消したわけです。
また同時に水島臨海鉄道色のキハ202(元国鉄キハ20型)も同時に解体されました(佐藤平)。
 鉄の価格が高騰し、従前は解体に多額の費用が必要としなくなったことより、荒廃した保存車の解体が進むのではないかとの懸念がありました。岡山臨 海鉄道のキハ10の解体もこれが原因と考えています(やまてつ)。

D51499に保存会結成、HP開設、ナンバープレート取付
現在: 2004年5月30日:D51499愛好会 2004年5月30日:D51499愛好会 2004年5月30日:D51499愛好会 以前:
 所在地三重県 津市 弘明町 偕楽公園
D51499愛好会様より連絡を頂きました。5月30日(日)に無事プレートが取り付けられました。写真はD51499愛好会様より

 『D51499愛好会』のHPをこの度開設させていただきました。
 D51499は数あるD51の中でも、ずいぶん目立つカマですが、すでにかなり劣化がすすんでおりましてこのままでは、将来的に保存が困難になるのではという思いから、有志の方々の協力を得て愛好会を結成することになりました。
すでに沢山の実績を積まれた方々が大勢いらっしゃいますので、またノウハウ等をいろいろ教えていただくことになると思いますが今後ともよろしくお願いいたします。
なお、5月30日(日)10時よりレプリカではありますが、失われておりますナンバープレートを取り付けますのでご興味のあります方は、また見物に来ていただけると光栄です。

利府1号機関車群の移転先
  2004年5月21日:SM
 新幹線の総合車両所に6両分の機関車が展示できるレールが施設されていました。(2004年5月21日:SM)。

C57158解体予定の情報?  Googleで検索

やまてつ:2004年5月21日撮影
非常に荒廃してきております。数少ない門デフ装備のC57型、何とか補修されることを願いたい。

集煙装置・重油タンク:1999年12月27日撮影
・・・同じ門司の小さな神社の境内に保存されているC57158は悲惨な状態でした・・・門デフの九州の蒸気らしい C57158・・・となりの門司港では生きた状態の仲間がいるのに、この機関車はほぼ死んでいます・・・。静態ではなく廃 車体です・・。これまでたくさんの静態蒸気を見てきましたが腐食や破損など場所が人里離れた山間とか海岸部なら仕方ない気 もしますが、小倉工場に近いだけにショックでした!同じくボロボロだったC12222が美しく整備され、C591の元あっ た小倉工場横に保存されたのはつい最近のことですから、このC57158も・・と願う気持ちは単純な発想ですが、何とか生 き永らえて欲しいものです!
1999年12月29日撮影
所在地
  福岡県 北九州市門司区 大里本町2-1-25 八坂神社境内大里児童館

 C57158は数少ない門デフ装備の保存機です。しかしながら荒廃が進んでおり、とうとう解体の話が出てきてしまいました。近くにあるD51244は荒廃が進んでましたが、昨年に、外板をすべて取り替えるような大掛かりな修理が行なわれ、再生しているのですが、
 残り少ない門デフ装備のパシフィック、保存する方法はないのでしょうか(やまてつ)

・・・同じ門司の小さな神社の境内に保存されているC57158は悲惨な状態でした・・・門デフの九州の蒸気らしい C57158・・・となりの門司港では生きた状態の仲間がいるのに、この機関車はほぼ死んでいます・・・。静態ではなく廃 車体です・・。これまでたくさんの静態蒸気を見てきましたが腐食や破損など場所が人里離れた山間とか海岸部なら仕方ない気 もしますが、小倉工場に近いだけにショックでした!同じくボロボロだったC12222が美しく整備され、C591の元あっ た小倉工場横に保存されたのはつい最近のことですから、このC57158も・・と願う気持ちは単純な発想ですが、何とか生 き永らえて欲しいものです!(集煙装置・重油タンク)

●下工弁慶号の阿下喜駅にて保存展示
 けいてつ様より 三重県 いなべ市 北勢町阿下喜2000番地 阿下喜駅構内
 4月の前半に開催された北勢線開業90周年記念行事は、将来的な同線の高速化事業の一環として大泉東・長宮・六石駅を廃止し、新たに「大泉駅」の新駅開業式典から始まり、4月3・4日は阿下喜駅を中心に地域と鉄道との連携イベントを開催しました。地域物産展から名古屋工業大学の“鉄道研究会”によるライブスチーム運行や、たなか@なごや氏&三重電池鉄道様との強力タッグによるプラレールの大運転会。それに北勢線の写真展と鉄道模型運転会なども開催され大好評でした。また、なにより一番の目玉は、山口県下松市にて保管されてあった石川島造船所(現在の石川島播磨重工業)製の5.5トンB型サドルタンク式蒸気機関車、通称「下工弁慶号」を、北勢線沿線の桑名市・東員町・いなべ市で組織される「北勢線運営会議」に、ASITAの会が、働きかけて借り受けて頂き、借用・展示が実現したことです。
現在、すべて会員のボランティアと、手弁当によって造られた機関庫も完成し、JR東海様の深いご理解と協力により、同社の名松線で使用されていた腕木式信号機の寄贈も受けて、機関庫の前に会員の手によって設置。さらに、将来的には「下工弁慶号」の動態復元をして走らせる為に、本線とは別に約70mほど軌間762mmの線路を三岐鉄道の協力によって敷設。阿下喜駅構内に現存していた貴重なターンテーブルも移設し設置する予定です。ちなみに、式典後の「下工弁慶号」の公開日は毎月第一日曜日の午前10:00〜午後4:00の他、街などの地域的な祭り・イベント等に合わせた特別公開日も予定しております。また、近隣の三岐鉄道丹生川駅にある「貨物鉄道博物館」の公開日とリンクして合わせたものとなっているのでぜひ、お越しください。

●下津井電鉄「メリーベル号」の北勢線での復活に向けた動き
 2004年3月下旬:けいてつ協会
 岡山県にありました、ナローゲージの鉄道路線。平成2年に廃止されました下津井電鉄には、全国的にも珍しいトロッコ電車「メリーベル号」が走っていました。製造
から、同路線の廃止まで僅か2年の短命であった同車は、その後、下津井電鉄によって大切に保管されてきました。
この度、北勢線の存続を強く推進した、桑名市が誇るリーダー、水谷元市長の革新的な考えもあり、この全国的にも珍しい「メリーベル号」の北勢線での移籍復活に向けて、同市役所を中心として復活の活動が開始しました。
3月の下旬に、メリーベル号が保管されている場所に、同車の元メーカー設計技師や桑名市の職員。三岐鉄道関係者。それに、快く了解頂いた下津井電鉄側の関係者と視察の結果、状態は極めて良好との結論となりました。また、たった2年しか走れなかった薄幸な同車の復活については、下津井電鉄関係者からも熱い思いが伝えられ、関係者一同もいたく感動いたしました。
北勢線復活に際しては、まだ様々な問題もありますが、まずは新装開店した同線の“花”としての復活を是非望みたいと思います。

ところで、「ASITA (北勢線とまち育みを考える会)」では、北勢線の沿線サポートや、今後において「下工弁慶号」の復活などに、参加されるボランティア。それに活動資金の募金も行っているので、ぜひとも問い合わせて頂ければ幸いです。

ASITA事務局
〒511-0428
三重県いなべ市北勢町阿下喜2000番地 安藤建材店内

須山建設DL <最新情報 2004年5月>Googleで検索
    静岡県 浜松市 浜名湖花博会場
浜名湖花博に、KATO製小型内燃機関車の保存展示公開について
 いま話題の国際的な園芸博覧会「浜名湖花博」は、静岡県は浜松市内にて開催されていますが、ここに、加藤製作所製造のトロッコ牽引用の小型内燃機関車が保存展示されています。
 この機関車は、静岡県内でも有名な建設会社である「須山建設梶vが保有していた加藤製作所製の4tディーゼル機関車です。同社が昭和30年代後半まで県内の各種工事にて使用した後、貴重な機関車ということで、長年にわたって同社の倉庫内に保管されていました。
 その機関車が2年前の平成14年に、本社屋の建替にあたり記念事業として整備し、保存展示され、今日まで至りました。
 こうして今年、浜名湖花博を迎えるにあたり、「浜名湖花博」に、同社担当ブースの目玉として、本社から会場へと、機関車を再整備の上、期間中に展示されることが決まりました。
 ところで現車は、工事用の小型内燃機関車製造で知られている加藤製作所(現在は機関車製造は終了)が、昭和33年12月に製造した製造番号No21235・軌間508mmの小型ディーゼル機関車ですが、形状は戦前に製造されたタイプの機関車であり、製造番号も昭和16年以前の数字となってるのが謎と分かった機関車です。
 今となっては、産業考古学的に貴重な小型内燃機関車です。ぜひ「浜名湖花博」に行って、現車を見てきてください。ちなみに開催期限は、今年の10月11日までとなっています。
情報協力:須山建設 (2004年5月9日:けいてつ協会)

2004年5月
<保存継続>D51953、69644 について
2003年9月、豊浦町保存のD51953、紋別市保存の69644の2台のSLが解体という情報がはいってきました。現在、多くの人々と協力し保存できるようにお願いしてきました。
D51953について

4月30日〜5月7日にかけてD51953の修理を行ないました。
 途中天候が崩れた日が2日あり、予定よりも3日ほどオーバーしましたが、 現地では大夕張鉄道保存会のKさん、Iさん、Iさん友人、室蘭工大鉄道研究会、やまてつ友人、寅さん、豊浦町の中学生の方に協力していただけました。 やまてつ友人奥さんには現地で食事を作っていただきました。
 また、 塗料については、T.K生さんが寄贈してくれました。831列車様には現役当時の画像を頂きました。 豊浦町の方々に差し入れを頂きました。どうもありがとうございます。

69644について
 69644については2003年12月2日に部分保存から原型保存への方針転換に、現在、冬期のシート掛が行なわれております。最近(2004年3月22日)、地元紙オホーツク新聞に「市04年度予算ではSL移設改修事業として75 0万円が計上されている。」という記事が掲載されました。
   http://www.26cluster.ne.jp/news/news.asp?id=2004032206
 また、地元「北海民有新聞」にも4月3日同内容が掲載されました。
   http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/digitalnews.htm

2004年4月
北丹鉄道 2 《複製》  Googleで検索
2004年4月21日:hibiki 2004年4月21日:hibiki
 京都府 福知山市 昭和新町 西駅公園

 20日にお披露目されたばかりの北丹鉄道2号機レプリカを今日(21日)見てきました。細かいところ(運転席など)を見ると模造とわかるのですが、外観はロッド類など結構作り込まれていて「遊具」では勿体無いほどです。塗装はペンキのようにべたべたせず手に優しい感じでした。しかし公開半日にして土砂が撒かれ、ボールをぶつけた泥跡、ボイラーの上は泥の足跡ですっかり汚れてしまいました。まぁ、遊具ですから仕方ないのかもしれませんが、連結器やバッファなどで怪我の無いように祈るばかりです。(hibiki)
加悦鉄道 キハ101《動態復元》 Googleで検索
2004年4月11日撮影:hibiki 撮影:hibiki
 京都府 与謝郡加悦町 滝941-2 加悦SL広場

 本日(2004年4月11日)、加悦鉄道キハ101の動態復元記念試乗会に行ってまいりました。開会の宣言から花束贈呈・テープカット・発車式までポツリポツリと20分以上かかるちょっと段取りの悪さが目立った式典の始まりでしたが、一か月分の来場者が来たのかと思うほど大盛況、駐車場も溢れんばかりでした。試乗もしてきましたが、乗心地は???、しかしながら、やはり「動く」鉄道車両は生きている逞しさがあって美しいものでした。
 東洋レーヨン103について、一部塗装が変更されていました。ナンバープレートが黄色地・クロム文字から(加悦鉄道の他の蒸機と同じ)赤色地・金文字に、前照灯・煙突を含むボイラー煙室部が艶消し黒になっていました。(2004年4月11日:hibiki)
 加悦SL広場公式サイト
 123〔加悦鉄道 2〕Welcome to Hibiki's Homepage!

C58 231にマスコット Googleで検索
2004年4月7日撮影:よしだろ 2004年4月7日撮影:よしだろ 2004年4月7日撮影:よしだろ 2004年4月7日撮影:よしだろ グリリンと機関車 2004年4月7日撮影:よしだろ
  山形県 上山市 河崎1丁目字中道 市民公園
  本日、山形県の上山市に出張に出かけたのですが、訪問先のすぐ近くに保存されているC58−231をこれ幸いにと(笑)撮影して参りました。実は3月にも一度来ていたのですが、その時は冬期間の雪避け用ブルーシートにくるまれた状態でした。4月に入って外されたようです。
 状態は、汚れや塗装の傷みなどが目立つものの、そこそこ良好のように思えました。屋根付きのせいか、腐食も進んでいない感じです。訪問したのは天気の良い暖かい日で、たくさんの子どもたちがジャングルジムにして遊んでいました…壊したりしなければ、それもまた良いんですけど。ボイラーの上、蒸気ドームに跨る子どもたちを、ちょっと(いろんな意味で)ハラハラしながら見てました。
 5枚目はおまけです。’02年に山形県で開催された「第19回全国都市緑化やまがたフェア」のマスコットキャラクター「グリリン」です。フェア終了後に運び込まれたものと思われます。何だか微笑ましい…ですよね。このグリリンにも3月の時点ではしっかりブルーシートが掛けられていまして、中身は何だろうとずっと気になっていたんです(車止めかな?と思ってました)。まさかこれだったとは(笑)。末永く、機関車と一緒に保存されてもらいたいなぁ、と思ってしまいました。(2004年4月7日:よしだろ)

利府の保存機関車群
2004年4月4日:佐藤平
宮城県 宮城郡利府町 森郷字柱田 JR東北本線 利府駅構内
 
私も本日、森郷と利府駅のを見て参りました。
森郷のはよしだろ様が報告されましたので、今回は利府駅の機関車のみ報告します。
現在も相変わらず、6両ならんで保管されています。
まだ整備される気配もありません。総合車両所の方の工事が終わったとの事なのでそのうち整備されるか、移転後に整備される物と思われます。
腐食の方は変わりありませんが、ED71型とED78型の保護シートがずり落ち掛けて車体が露出していました。ED91型の方は唯一被害を受けなかった車両ですが、運転台の助手席側の窓が破損していました。残念な事です。また台車の方もかなりサビが回っており早急な修理が望まれます。また移転方法ですが、近距離の移送のためトラックを使う輸送はかなり手間がかかります。そこでちょっと気になるのは、利府駅の架線柱が、線路一本分延長されていると言うこと。線路を敷き、そこから別の機関車で搬出しようと言うのでしょうか?(2004年4月4日:佐藤平)
ED91 11 Googleで検索
 現在: 2004年3月29日:よしだろ 2004年3月29日:よしだろ 2004年3月29日:よしだろ 破損したテールライト用レンズ、2004年4月2日:よしだろ
修理中: 2004年3月、青いネットが掛けられ作業が進行中です(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ)
以前:2003年9月、まだ修理が行なわれていない(写真:佐藤平) 2003年8月の修理状況 2003年8月の修理状況 2003年8月の修理状況 2002年10月の破損状況
所在地
  宮城県 宮城郡利府町 森郷 森郷児童公園

 利府のED91−11の写真を撮って参りましたのでお送りします。非常に美しく仕上がっています。今までがあまりにひどい状態だっただけに、嬉しいものです。 4枚のうち、1枚はまだ修復作業中だった3月26日に撮影したもの、3枚は作業完了後の4月2日に撮ったものです。
 3月26日には無事だった2エンド側の尾灯の片方が4月2日には割られていました。何かの事故(子どもが遊んでいたボールが当たったとか)かとも思ったのですが、利府町のHPにもあるように、どうやらいたずらによるもののようです。
 ここ、森郷児童遊園の機関車周辺には、お菓子の袋やジュースの空き缶、煙草の吸い殻、挙げ句の果てには潰したビールの空き缶まで散乱していることがあります。すぐ近くに保存されている1号交流電機群が落書きの被害に遭ったのも記憶に新しいところですし、この場所、保存地としては環境に大きな問題があるのではないかとさえ思われてきます。立ち寄ったときにゴミなどを見付けた場合は、出来るだけ片付けてくるようにしています。いわゆる「割れ窓理論」で、放っておくと状況は更に悪化することでしょうし…悔しいのですが。
 ED91−11、そして1号交流電機群がこれ以上被害を受ける前に新天地へ無事移転することと、残ることになるであろうC58−354がこれからも大切にされていくことを願っています。(よしだろ)

2004年3月
機関車整備(3題)
・D51 609
Googleで検索
 以前:
千葉県 成田市 花崎町 栗山公園
 千葉県在住の方から情報を頂きました。
 「成田市花崎公園のD51609ですが、移動も完了して回りにはミニSLも走る予定となっています。今度は地盤も補強され機関庫のような建物の中に保存されています。」

 以前は機関車が傾き心配でしたが、公園完成に合わせ整備されるようです。以前市の方に伺ったところ、「機関車の移動はレールを敷いて重機で牽引したそうです。教材と考え大切に扱っています。普段の機関車の整備は国鉄OBの方々を中心とする保存会で行なわれている」ということでした。綺麗になった機関車、是非見に行きたいです。

・ED9111・C58354
 ED9111: 2004年3月、青いネットが掛けられ作業が進行中です(写真:よしだろ)  C58354: ヘドライトレンズ取付後<br>
(2004年3月写真:よしだろ) ヘドライトレンズ取付後<br>
(2004年3月写真:よしだろ)
 ED91−11は、ネットで囲まれて本格的な修理作業が行われていました。私が見に行ったときにはネットの外側で、取り外したドア(貫通扉か乗降口のものかハッキリとは分かりませんでしたが)の補修をしておりました。 きれいな姿でお披露目となる日が待ち遠しいですね。
 C58−354のライト、きれいに付いておりました。格好良くなりましたね!

 作並に移転するのはED91−11で間違いないと思います。ただ、修理を行っているのが利府町ということですから…どういった事情があるのか分かりませんが、ちょっと腑に落ちないのは同感です。
 ついでに1号機関車群も見て参りましたが、まだ整備作業は何も始まっていませんでした。今後は森郷遊園と同様、ちょくちょく様子を見に行こうと思います。 ED91−21は1号機関車群と一緒に新幹線基地で保存されると思いますが、その際には、是非ナンバープレートなどもきちんと付けて欲しいものだと願っています。(コメント:よしだろ)

・C11 292 Googleで検索
塗装工事中、2004年3月14日  以前: クリスマスの装飾が行なわれたC11292です。 クリスマスの装飾が行なわれたC11292です。 クリスマスの装飾が行なわれたC11292です。 クリスマスの装飾が行なわれたC11292です。
  東京都 港区 新橋2-7 JR新橋駅西口前
 2004年3月に塗装作業C11292、2003年暮れにはクリスマスの装い、サンタが機関車を運転していた。

移転(2題)
・D51 146 Googleで検索
移転前: 2003年11月16日撮影:SM 2003年11月16日撮影:SM 2003年11月16日撮影:SM
 静岡県静岡市の駿府公園に保存されていたD51146が9日未明に移転先である同市内の城北公園に搬送されました。今月中にお色直しがされて来月から公開されるそうです(コメント:とび色3号)。

・巴川製紙(株)DL Googleで検索
 現在:
 三重県 いそべ市 大安町丹生川中 貨物鉄道博物館
  巴川製紙(株)静岡工場で貨物用ディー ゼル機関車として2両使用(1957年〜1986年)されていたうちの1台。1986年工場廃止に伴い、1 両は解体され、残りの1両は津坂商会(株)で引き取られました。屋根をかけ事務所の看板として大切に保存されてきましたが、事務所移転に伴いスクラップとなるところでした。貨物鉄道博物館に移転し保存されることとなりました。

試運転
・C57 1《動態》 Googleで検索

 梅小路はC622が展示運転、C621が客車を牽引する形で野外展示、その後ろでC571が火が入った状態で調整行っていました。 全く動きはなかったのですが、C622展示運転終了後突然動きだし、前後に何回も全力疾走で、こんなに加速が良いとは驚き でした。ただC571、試運転が終るとこのまま火を落とし、庫の中へ入ってしまいました。
 公式試運転は4月に北陸本線で行なわれるようです。(コメント:やまてつ2004年3月12日)

利府の保存車輌群について
ED9111:2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ)  ED9121:
その他1号機関車群:
 今日の河北新報を見たところ、利府駅の機関車郡と森郷公園の機関車に関する記事が掲載されていました。
 記事によるとJR東日本はこれら7両の交流電機を、「東北の国鉄線で使われた交流電気機関車の歴史を語り継ごう」と来 月28日までに再塗装などを施し、正式に保存する事が決定しました。
また保存されている場所も移転することになり、森郷公園の「ED91−11号機」を交流電化発祥の地である作並駅に保 存し、利府駅構内の6両を新利府駅に隣接する「仙台総合車両所」に移転保存するそうです。作並に移転予定の「ED91−11号機」移転のため現在、通る橋の強度など確かめたうえで移送する予定でできるだけ早 く移送する予定とのこと。
 利府駅構内の機関車郡も一両につき300万円の費用をかけて再塗装すると言うことで、こうして整備に関しては、ボラン ティアの参加も呼びかけるとのこと。
交流電化に関しても貴重な資料として、「産業遺産」として今後も大切に保存されることを祈りつつ、今後の続報を待とう と思います。(コメント:佐藤平)

C58 171 整備 Googleで検索
現在:2004年2月撮影hibiki  以前:1999年12月撮影
福井県 小浜市 大手町12-1 中央児童公園

 福井県小浜駅近くのC58171です。最近訪れた中で変化があった機です。きれいになってはいるものの煙室扉のハンドルがなく、修復中か盗難か微妙なところです。
(2004年3月コメント:hibiki)
 もともと保存状態が良かった車輌、煙室扉ハンドルが盗まれたものであれば残念(やまてつ)。

D51 51 移転 Googleで検索
  2004年3月撮影:hibiki 2004年3月撮影:hibiki
  京都府 京都市右京区 嵯峨天竜寺車道町 嵯峨野観光鉄道 19世紀ホール
 D5151について。ロッド類は屋外展示のため、ホール内の機関車と違って白銀塗装です。樟葉にあったときの状態を知らないのでなんですが、展示に当たって各部磨き出しの上塗装されているらしく現時点ではと てもきれいです。しかしながら、京都・嵐山の気候を考えればこの状態を維持するのはかなり大変な気がしました。

DD51 1040 Googleで検索
 2004年3月撮影:hibiki2004年3月撮影:hibiki
   京都府 亀岡市 大井町並河 鉄道歴史公園
 さて。まだまだ現役で活躍する機の多いDD51、通過する車窓からのみの確認ですが、京都府亀岡市に保存のDD511040が、 すっかりきれいになりました。ただ微妙に朱色の色合いがおかしい気がするので、嵯峨野のD5151を含め、近々撮影できれば と思っています。先日少しお話したDD511040、きれいになったのは上回りだけ、柵に覆われた足回りは作業ができなかったのでしょう、未塗装のままでした。(2004年2月26日コメント:hibiki)
 しかもメーカーズプレート(日立)が真っ黒に塗り潰されていてがく然。非常に残念です。ボディの朱色も暗赤色か明るい 茶色といった感じで、あらかじめ色褪せを考慮して濃い目にしてある感じ。端梁部灰色は色がなかったのか白帯と同じ白で 塗られています。(2004年3月4日コメント:hibiki)
2004年2月
海軍省 下工弁慶 下工弁慶 Googleで検索
 現在: 2000年1月撮影
  山口県 下松市 大手町3−3−3 下松市役所

以下はけいてつ協会様より連絡を頂きました。
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ミニSL「下工弁慶号」が、三岐鉄道・北勢線「阿下喜駅」に保存展示開始される!!

昨年の春。全国的にも特異な赤字ローカル鉄道存続ケースとして、近鉄から三岐鉄道へと転換された北勢線(三重県・西桑名〜阿下喜間20.4km)は、軌間62mmのナローゲージ路線である。この度、北勢線90周年の記念イベントの目玉として、山口県は下松市にて保存・保管されている「下工弁慶号」こと、5.5トンB型サドルタンク式蒸気機関車が、北勢線の終点である阿下喜駅に展示されることとなった。
この蒸気機関車は、明治40年に石川島造船所(現在:石川島播磨重工業)で製造された軌間762mmの小型機関車である。徳山の海軍燃料廠で石炭の運搬用として使用された後、山口県の下松工業学校(後の下松工業高校)にて実習教材として扱われていた。後に、同校の60周年記念である昭和56年に学校の関係者が動態復元され、昭和62年には岡山県のナローゲージ路線として有名であった下津井電鉄(現在は廃止)に貸し出されて、展示運転をしていた。
 同機は、下松工業会(下松工業高等学校同窓会)の管理から、下松市に寄贈され、市役所前のガラス展示室にて保存されてきたが、同じ軌間762mmの鉄道路線である北勢線の阿下喜駅にて、同線の沿線応援ボランティア組織「ASITA(北勢線とまち育みを考える会)」が、活性化のひとつとして企画し、沿線の桑名市・東員町・いなべ市で構成する北勢線運営会議が蒸気機関車の所有者である下松市と借り受けの契約をし、保存展示が決まったもの。
 今後の予定としては、4月3日に北勢線阿下喜駅にて下工弁慶号の展示式典があり、また北勢線の高速化のため3月いっぱいで大泉東・長宮・六石の3駅が廃止され、新たに大泉駅という新駅が4月1日に開業。その他記念イベントが盛り沢山の内容にて北勢線90周年を祝う予定となっている。
 ちなみに、阿下喜駅にて保存・展示される下工弁慶号は、動態としての復活を希望しているが、整備復元修理費用などを募金にて開始するとのことで、多くの人々の協力の元、再びB型サドルタンク式蒸気機関車が走ることを願ってやまない。

※下工弁慶号の復元募金などのお問い合わせは

ASITA 会長 安藤たみよ 
〒511-0428 三重県いなべ市北勢町阿下喜2000(安藤建材店宛)

ED91 11 Googleで検索
 現在: 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ) 2004年2月、修理が行ない始めました(写真:よしだろ)
 以前:2003年8月の修理状況 2003年8月の修理状況 2002年10月の破損状況 2002年10月の破損状況
宮城県 宮城郡利府町 森郷 森郷児童公園

修理作業が始められていました。ただ本格的な補修という感じではなく、傷みの激しい部分をまず取り外しておこうという暫定的な作業に見受けられます。これから本格的な作業にかかる前の下準備的な段階なのかも知れません…。(2004年2月、よしだろ)

C58 354 Googleで検索
 
現在:ヘドライトレンズ取付後<br>
(写真:よしだろ) ヘドライトレンズ取付後<br>
(写真:よしだろ)
  宮城県 宮城郡利府町 森郷 森郷児童公園
C58−354ですが、無事にライトの取り付け作業が行われたようです。まだ保護材(ビニールシート)に覆われた状態ですが、接近して確認したところしっかり仕上げられておりました。(2004年2月、よしだろ)

D51 10に屋根が<Googleで検索
2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク 2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク 2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク 2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク 2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク 2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク 2003年12月撮影 集煙装置・重油タンク
 福岡県 行橋市 中央 公民館前公園
 2002年1月に訪問したときには野外保存でペンキは厚塗り、一部に腐食が進行しており盗難部品も多いため、危機的に感じました。2003年12月、集煙装置・重油タンクさんが訪れるまでのあいだに、屋根がつけられました。初期型のD51、何とか修理され綺麗になってもらいたいもの(やまてつ)。

鉄道博物館のプレリリース
 2月16日JR東日本より「鉄道博物館」の開館を発表しました。
交通博物館が移転することになるそうです。
鉄道博物館プレリリース

D51 118 修繕 Googleで検索
撮影:SM 撮影:SM 撮影:SM 撮影:SM 撮影:SM
埼玉県 所沢市 小手指1-32 小手指公園
 2004年2月15日にD51 118号機を見に行った際に撮影した画像をおおくりします。柵内に入れなかったのでキャブなど詳細に見ることができず残念でしたが一応、サビの酷い部分は落として塗装したようです。塗色は黒一色ではなく金色がアクセントで入っていて、以前より見栄えがします。これで寿命はさらに増し、まずは安泰というところでしょうか(SM)。

D51 51 移転 Googleで検索
(移転前)
  大阪府 枚方市 樟葉花園町 くずはモール
  →京都府 京都市右京区 嵯峨天竜寺車道町 嵯峨野観光鉄道 19世紀ホール
 今日(2004年2月13日)の夕方の関西テレビのニュースで、くずはモールのD5151の輸送の様子が流れていました。朝刊のテレビ欄で 「SLが真夜中に国道を走る訳は」と載っていましたので、ビデオチェックしておきました。本体はボイラー部分と走り装置部 分に分けられ、トレーラーで輸送。今日の未明に出発し、新保存先へ。そこはJR嵯峨嵐山駅前の19世紀ホール前。ホール内 にはC56,C58、D51603の前頭部、若鷹号が保存されています。まだ夜が明ける前に到着。日中の映像では、既に本体の組み立てはデフを除いて完了していたようです。ニュースによると3月1日から公開とか? 19世紀ホールはますます注目スポットです。(文 Tchan)

2004年1月
D51953〔胆振炭鉱鉄道 〕保存継続
Googleで検索 D51953について
2003年10月の応急修理の跡
2004年1月30日
所在地  北海道 虻田郡豊浦町 中央公民館前広場
 1月30日 豊浦町に赴きました。「保存会が修理にたずさわる」ことで保存継続していただける事になりました。
 ・財政が悪化している現状で町単独での保存は不可能
 ・町と保存会が協力する形で保存が可能
  >保存のための費用の予算化(塗料代など)
  >利用可能な機材の借用(脚立 足場板)
 ・数年後に車輌の老朽化が進んだ場合に解体もありうる。
 ・シートについてはかけない形で常に展示して欲しい。
 ・5月の連休に修繕の際に調整をしていただけることに。

 保管してあるヘッドライトについては送付していただけることになりました。到着次第修繕を開始します。
 窓については製作します。

 5月の修理、小樽お掃除会の寅さんと共に修理をおこなう予定です。ケレン作業、パテ修正、溶接
など手間のかかる作業もあり、手伝っていただける方が一人でも多くいると助かります。
 修理計画書は徐々に作り始めます。

69644提案書送付    Googleで検索  69644について
2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生
2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生 2003年11月15日撮影:TK生
所在地  北海道 紋別市 南ヶ丘町7 紋別運動グランド
 
 69644については2003年12月2日にガリンコ掲示板に部分保存から原型保存への方針転換の発表がありましたが、費用的に本当に移転し保存できるのか、なかなか実状が聞こえてこないところであります。現在、69644号機についてはTK.生さんが紋別市と交渉して頂いております
 69644号機保存に関する提案書を作成し、1月22日に紋別市立博物館に送付いたしました。
<69644号機 保存に関する提案書について>

加悦鉄道の保存車輌が加悦町文化財指定に
機関車:
  2撮影:hibiki撮影:hibiki 1261撮影:hibiki
気動車:
  キハ1012004年3月18日撮影:hibiki キハユニ51撮影:hibiki
客 車:
  ハブ3撮影:hibiki ハ4995撮影:hibiki フハ2撮影:hibiki ハ10撮影:hibiki ハ21撮影:hibiki
貨 車:
  ワブ3撮影:hibiki 
 2003年12月12日に加悦SL広場で保存される加悦鉄道の11両の保存車輌が加悦町文化財に指定され、2004年1月16日に加悦町役場にて教育委員会によるプレスリリースがありました。
 加悦興産様からのメールの中に「町の人と共に歩んできた小さな鉄道の価値が認められ、大変嬉しく思いました。」という言葉が添えられていました。 明治以前の文化財は非常に多いのですが、我々が生まれた頃、父母あるいは祖父母の時代の文化財指定は意外と少なく、新しいものでも大切なものは指定を受け、もう少し大切に保存されたらと感じました。
 
内容については加悦SL広場公式サイトを参照ください。

所在地: 京都府 与謝郡加悦町 滝941-2 加悦SL広場