D52型

 戦時中の貨物輸送に対処するために製造された最強の貨物用機関車です。1943年から1945年285両が製造されました。  最後は函館本線で1973年まで使用され、7両が静態保存されます。


D52 1 Googleで検索
 


T.K生:2005年撮影
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@所在地
   広島県 広島市東区 矢賀町 JR貨物広島車輌所 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1943年12月19日 浜松工場 No.89
  新製配置: 1943年12月28日 浜松
  使用開始: 1944年1月3日 浜松
  移動: 1944年9月6日 稲沢
  装備改造: 1952年6月29日 浜松工場 テンダーはD52414のものに交換
  借入: 1953年2月14日 米原
  返却: 1953年2月14日 浜松
  移動: 1954年3月14日 吹田
  集煙装置取付け: 1954年5月21日 鷹取工場
  移動: 1956年10月21日 小郡
  ボイラー新製: 1958年1月18日 広島
  集煙装置取り外し: 1963年3月 以前 小郡
  第1種休車: 1965年9月4日 小郡
  廃車: 1966年7月12日 小郡
  準鉄道記念物指定: 1966年10月4日
  移動: 1966年10月14日 小郡→広島工場
  修跋式: 1967年10月14日 広島工場
   走行距離: 1,815,350km
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR貨物
C参考
  山陽線で活躍後 広島工場内で保存、整備が 行われているものの、露天のため各部に腐食が見られる。準鉄道記念物
E参考資料
 鉄道ファン No.79(1968-1) P40 中国支社鉄道準記念物 D521蒸気機関車
 蒸気機関車 (68-4) P120-121 私のファーストナンバー D521
 蒸気機関車 No72(81-3) P6-7 わが町の静態保存機


D52 6《動輪》 Googleで検索
 
@所在地
   大阪府 吹田市 目俵町 JR西日本吹田工場
A車歴
  製造: 1944年4月21日 浜松工場 No.94
  廃車: 1966年5月6日 小郡
B保存に関わる情報
C参考
 


D52 56《動輪》 Googleで検索
 

やまてつ:2004年10月19日撮影
@所在地
   北海道 紋別郡遠軽町 西町1 遠軽公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1945年3月15日 日本車両名古屋工場 No.1377
  廃車: 1972年12月9日 五稜郭
B保存に関わる情報
C参考
 D5256は、五稜郭機関区で最後まで働いたD52ですが惜しくも解体されました。その動輪は、D51859やや東側に、D51484のプレートが埋め込まれた台座の上に保存されています。第四動輪でした。


D52 70 Googleで検索
 

みきよひろ:2005年2月5日撮影
駅裏側の整備された公園に、屋根付きで設置されている。運転室内には立ち入ることができるが、計器類の盗難を避けるため、金網が張られ機器などへ触れることができなくなっている。本体も綺麗に塗装されているが、塗膜が薄いためか左側上部に薄くさびが出ているようである。また、この場所には東京管理局新橋管理部山北機関区跡に関連する記念碑などを多数展示してある。
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@所在地
   神奈川県 足柄上郡山北町 山北1981 山北鉄道公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1944年4月29日 川崎車輌 No.2974
  配置: 1945年8月15日 下関
  配置: 1949年3月1日 新鶴見
  配置: 1961年3月31日 国府津
  廃車: 1968年8月8日 国府津
保存時契約当事者
 国有鉄道:静岡鉄道管理局長 相手方:神奈川県山北町長 1970年3月31日
 JR発足時の移管先:JR東海
B保存に関わる情報
  保存会 山北鉄道公園保存会
  管理:   所有: JR東海(無償貸与)
C参考
  D52 70汽車・電車1971年〜保存車のページ
 国府津機関区で保管の後、1970年頃に山北で保存開始。
御殿場線電化後に保存、当初から屋根の無い状態でしたが、1999年頃に屋根がつけられた。保存当初は荒廃したが、保存会により修復され、以後檻の中での保存となった。2004年に公園整備にあわせ檻が撤去された(やまてつ)。
E参考資料
 鉄道ファン No.87(1968-9) P24-27 姿を消した御殿場線のSL
 鉄道ファン No.112(1970-9) P114 D5270安住の地山北に決まる
 蒸気機関車 No72(81-3) P6-7 わが町の静態保存機
 蒸気機関車 No68(80-7) P25-28 私の御殿場線 須田実
 蒸気機関車 No1(68-夏) P134-136 さよなら!御殿場線のD52


D52 72 Googleで検索
 




やまてつ:2013年1月12日撮影
御殿場駅前に移転したD5272、移転後に整備がされているようである。状態は良好であるが、移転前のように屋根が欲しい。
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@所在地
   静岡県 御殿場市 新橋1948 御殿場駅 ポッポ広場 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1944年5月26日 川崎車輌 No.2976
  配置: 1945年8月15日 下関
  配置: 1949年3月1日 新鶴見
  移動: 1954年7月27日 国府津
  ボイラー新製: 1959年2月 浜松工場
  廃車: 1968年8月8日 国府津
   走行距離: 747,544km
保存時契約当事者
 国有鉄道:静岡鉄道管理局長 相手方:静岡県御殿場市長 1980年8月17日
 JR発足時の移管先:JR東海
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東海(無償貸与)
C参考
 御殿場線で活躍、1978年くらいまで国府津機 関庫内に保存、機関庫解体に伴い御殿場市湯沢平公園に移転した。さらに2010年11月に御殿場駅前に再移設された。


E参考資料
 鉄道ファン No.87(1968-9) P24-27 姿を消した御殿場線のSL
 鉄道ピクトリアル No.350(1978-7) P63-66 国府津機関庫と相模線駅舎
 蒸気機関車 No72(81-3) P6-7 わが町の静態保存機
 蒸気機関車 No72(81-3) P24 霜おりるころ
 蒸気機関車 No68(80-7) P25-28 私の御殿場線 須田実
 蒸気機関車 No1(68-夏) P134-136 さよなら!御殿場線のD52


D52 136 Googleで検索
 



やまてつ:2013年1月12日撮影
屋根があり、腐食は進んでいないが、部品の破損箇所が多いのが残念である。ナンバープレートは全てプラスティックで、安全弁の片側の蓋がない。
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@所在地
   静岡県 沼津市 高沢町8-1 高沢公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1944年8月31日 汽車製造 No.2436
  新製配備: 1944年8月31日 稲沢
  配置: 1949年3月1日 稲沢
  移動: 1960年10月4日 五稜郭
  廃車: 1973年5月23日 五稜郭
   走行距離: 2,183,422km
  保存開始: 1973年8月1日
保存時契約当事者
 国有鉄道:静岡鉄道管理局長 相手方:静岡県沼津市長 1973年9月16日
 JR発足時の移管先:JR東海
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東海(無償貸与)
C参考
  D52 136汽車・電車1971年〜保存車のページ
 山陽線電化に伴い五稜郭区に配置、函館本線(函館−室蘭)で活躍した。密閉キャ ブに改造されたD52の唯一の保存車。
E参考資料
 鉄道ジャーナル No.78(1973-10) P106 RJニュース 沼津にD52現わる
 蒸気機関車 No74(81-7) P6-7 わが町の静態保存機


D52 138 Googleで検索
 


やまてつ:2008年8月23日撮影
 8月23日〜24日にかけて相模原市のD52整備のお手伝いをしてきました。当日は雨混じりの天気で、塗装はできなかったのですが、ヘッドライト、汽笛、模造ナンバープレートの取付け、煙質扉ハンドルなどの修理、ロッドの磨きだしを行いました。懸案であるこのD52が何番であるかは、ロッドの刻印は見た範囲においてはD52235でした。なお、9月13日(土)には横浜線100周年を記念して、このD52の運転室内部の公開が行われます。
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@所在地
   神奈川県 相模原市 中央区鹿沼台2-15-1 鹿沼公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1944年9月16日 汽車製造 No.2438
  配置: 1945年8月15日 鷹取
  配置: 1949年3月1日 鷹取
  配置: 1961年3月31日 五稜郭
  廃車: 1972年12月9日 五稜郭
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
 標記はD52235、五稜郭区にて函館本線重量貨物を牽引、標準キャブ、先輪はスポーク、ドーム前デッキの手すりが無いこと 煙室扉のフックの形状よりD52138の可能性が高い、前面プレートは盗難、説明版では1973年に廃車、1975年まで保管の後保存された。なぜ相模原市で保存されたかは不明(やまてつ)。

E参考資料
 蒸気機関車 No71(81-1) P6-7 わが町の静態保存機


D52 403 Googleで検索
 

愛媛のKaze:2007年10月22日撮影
 文化センター横に屋根・ミニプラットホーム付きで保存されています。塗装は普通でメイン・サブロッドもきれいに塗られています。清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備は良好です。運転室内は金網で仕切られており、内部の計器類はほぼ良好な状態でした。テンダー後部ライトと尾灯が失われていました。
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@所在地
   神奈川県 平塚市 浅間町12−41 平塚市博物館 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1945年3月18日 日立製作所笠戸工場 No.1970
  配置: 1945年8月15日 静岡
  配置: 1949年3月1日 静岡
  整備: 1952年5月10日 標準型へ
  配置: 1961年3月31日 国府津
  廃車: 1968年8月8日 国府津
   走行距離: 1,100,098km
  保存開始: 1969年11月30日
保存時契約当事者
 国有鉄道:東京南鉄道管理局長 相手方:神奈川県平塚市長 1969年11月1日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
  D52 403汽車・電車1971年〜保存車のページ
 御殿場線で活躍、1969年11月30日に国府津より平塚駅構内に回送された。保存後は保存会による整備が行われているためか 屋根がないにもかかわらず状態が良かった。2003年頃に屋根が設置されました。


E参考資料
 鉄道ファン No.87(1968-9) P24-27 姿を消した御殿場線のSL
 蒸気機関車 No72(81-3) P6-7 わが町の静態保存機
 蒸気機関車 No1(68-夏) P134-136 さよなら!御殿場線のD52


D52 468 Googleで検索
 

Hibiki:2004年9月7日撮影
2004年9月に久々の野外展示が行われました。
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@所在地
   京都府 京都市下京区 観喜寺町 京都鉄道博物館 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1946年 三菱重工三原工場 No.502
  配置: 1949年3月1日 沼津
  移動: 姫路
  移動: 1960年10月1日 五稜郭
  転落事故: 1967年3月4日 函館本線 野田生〜落部
  全般検査: 1972年4月19日 苗穂工場
  第1種休車: 1972年9月12日 五稜郭
  移動: 1972年10月1日 梅小路
  廃車: 1979年3月28日 梅小路
   走行距離: 2,459,731km
B保存に関わる情報
  管理: 梅小路蒸気機関車館  所有: JR西日本(無償貸与)
C参考
  D52 468Welcome to Hibiki's Homepage!
 当初から静態保存ですが、廃車は1979年です。

E参考資料
 鉄道ファン No.404(1994-12) P8-43 梅小路蒸気の現役時代 西尾 恵介



参考図書
 世界の鉄道'73 特集●蒸気D52・62 毎日新聞社
 蒸気機関車 No24(73-3) D52特集
 蒸気機関車 No54(78-3) D52・D62特集

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