D51型

 デゴイチといえば蒸気機関車の代名詞 1115両製造、180両以上が保存される。 D51225、若松区で最後まで活躍した。現役時代は非常に美しかったが状態は極めて悪い 九州北部の保存機は状態が悪いものが多い。  習志野市保存のD51324 長野工場式デフを装備した貴重なタイプ。2001年12月解体されてしまった。この他、D51463も年を越すことができず解体された。  危機情報が伝えられた海南市保存のD51930は2003年5月18日に岩出町に移転し2003年9月13日より一般公開。  状態の極めて悪かったD51483は保存会が結成され見事に修復されています。  2003年9月に北海道豊浦町のD51953に解体の危機が伝えしましたが、何とか回避でき2004年5月より修理を開始しました。  2004年10月3日、矢岳で保存されるD51170の砲金製区名札が盗難に遭う。犯人は捕まっていない。


D51 502 Googleで検索
 




やまてつ:2008年2月16日撮影
屋根はあるものの塗装が剥離し、その個所はさび付いていました。かなり長い期間整備されていないようでした。ただ、張り紙によると、2月19日から25日まで緊急の整備が行われる事が書かれていました。
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@所在地
   東京都 葛飾区 西亀有1-27-1 上千葉砂浜公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1941年9月30日 鷹取工場 No.30
  配置: 1948年7月1日 小郡
  配置: 1957年11月1日 新津
  配置: 1968年4月1日 酒田
  廃車: 1972年1月31日 酒田
   走行距離: 1,877,035km
保存時契約当事者
 国有鉄道:東京北鉄道管理局長 相手方:東京都葛飾区長 1972年2月29日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
  D51 502汽車・電車1971年〜保存車のページ
 1972年3月7日に大宮工場より運ばれる。
状態は良好、接近は昼間のみ
E参考資料
 鉄道ピクトリアル No.282(1973-8) P28-33、65 東京都内の保存機関車 青木栄一
 広報かつしか No.237(72-3) 表紙


D51 506《第3動輪》 Googleで検索
 

やまてつ:2006年5月27日撮影
@所在地
   埼玉県 さいたま市大宮区 錦町1017 JR東日本 大宮工場 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1940年8月 大宮工場 No.22
  配置: 1948年7月1日 田端
  配置: 1957年11月1日 田端
  配置: 1968年4月1日 八王子
  廃車: 1968年10月17日 八王子
B保存に関わる情報
C参考
 大宮工場資料室入口付近に展示されています。


D51 512 Googleで検索
 


やまてつ:2006年9月23日撮影
柵が新しくなり、機関車に近づけなくなりました。塗油され以前より状態が良くなりましたが、割れてなくなったヘッドライトや運転室のガラスが無いのが惨めです。機関車の特徴としては、テンダーに大形の重油タンクを装備しています。
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@所在地
   新潟県 新発田市 諏訪町1 東公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 大宮工場 No.25
  配置: 1948年7月1日 新津
  配置: 1957年11月1日 新津
  配置: 1968年4月1日 新津
  廃車: 1972年11月30日 新津
保存時契約当事者
 国有鉄道:新潟鉄道管理局長 相手方:新潟県新発田市長 1973年1月1日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
  D51 512新潟県保存機関車
 状態は良好


D51 513 Googleで検索
 

やまてつ:2005年9月4日撮影
アスベスト調査のために立入り禁止に、もう10年以上も整備されておらず、塗装も完全に褪せ、剥離も目立つ。早期に整備が必要。
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@所在地
   東京都 板橋区 坂下2-19-1 城北交通公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 大宮工場 No.26
  配置: 1948年7月1日 新津
  配置: 1957年11月1日 新津
  配置: 1968年4月1日 新津
  イベント: 1972年10月14日 〜15日 田端機関区
  廃車: 1972年6月14日 酒田
保存時契約当事者
 国有鉄道:東京北鉄道管理局長 相手方:東京都板橋区長 1972年12月1日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
  D51 513汽車・電車1971年〜保存車のページ
 近年塗装が褪せ剥離が目立ってきている。また、機関車に登れないように、前面は針金が張られている。柵の中にあり、夜間は近寄れない。
Dアスベストについての対応
 2005年9月よりロープが張られ立入禁止の措置が行われました。
2006年1月26日時点、近く撤去封印工事が行われるとの張り紙があり。タイガーロープが張られ立入り禁止状態、運転台にも入れ無いように、ベニヤ板で出入口部を封鎖状態でした。

案内文には、
「JR東日本よりお借りし、展示しています蒸気機関車D51を、今回JR東日本が調査点検した所、一部にアスベスト製品が使用されていることが判明しました。ただちに飛散することはありませんが、念の為使用している部材の表面部分に凝固剤を塗布し飛散防止策を講じました。なお、飛散のおそれのある「吹き付けアスベスト」はありませんでした。今後アスベストを使用した部材の除去、密封するなどの措置を実施した後で、D51への立入りを再開する予定です。東武鉄道より譲り受けた「ベビーロゴ」号には、調査点検の結果アスベストが使用されていないことを確認しました」
以上の事が書かれた紙が掲示されていました。
*今後の各作業の様子は、まだ何処にも形跡はありませんでした。(具体的な日時などの記載も何処にもありませんでした)

外見を目視の状態で数ヶ所程、飛散防止策を講じたと思われる部分を確認しましたので、ご報告致します。
 ・給水温め器から後部へ延びた管(煙突後部辺り)のゲンコツ大
 ・ATS用発電機から後部へ延びた管(ATS用発電機を出てすぐ)名刺大
 ・タービン発電機から延びた管(タービン発電機を出てすぐ)名刺大
 ・運転助士側前方から先頭部に延びた管2本とも(タービン発電機の真下あたり)ゲンコツ大
 ・上記の管の(ATS用発電機の真下)
 ・チリコシから運転台下を通りテンダーを結ぶ管(二子三方コック真下あたり)ゲンコツ大
 ・テンダー下部、上記の管がテンダー部に掛かったあたり、ゲンコツ大

確認出来たのが7件ですが、どれも管に巻かれているアスベストが、傷んでいるので凝固剤で塗布した模様。すべてが運転助士側でしたが、反対側は立入り禁止で目視ができませんでした。今後の作業日程などのの掲示は何処にも見当たりません。


D51 515 Googleで検索
 




やまてつ:2006年4月22日撮影
正面、左側面の写真は2006年3月のものです。水戸機関区の国鉄OBの手により整備されて、野外にもかかわらず非常に状態が良かったです。大宮工場製であり、各部の細工が丁寧です。
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@所在地
   茨城県 水戸市 千波町3080 千波湖畔公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 大宮工場 No.28
  配置: 1948年7月1日 水戸
  配置: 1957年11月1日 水戸
  移動: 1958年2月1日 大宮
  移動: 1967年3月頃 八王子
  移動: 1970年4月1日 新鶴見
  廃車: 1970年11月28日 新鶴見
   走行距離: 1,842,939km
  保存開始: 1971年3月7日 引渡し式は1971年2月9日
保存時契約当事者
 国有鉄道:水戸鉄道管理局長 相手方:茨城県水戸市長 1971年1月8日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
 状態がよい
E参考資料
 蒸気機関車 No74(81-7) P6-7 わが町の静態保存機
 蒸気機関車 No11(71-1) P117 八高線に最後の汽笛 吉岡潤一郎


D51 516 Googleで検索
 


T.K生:2005年12月18日撮影
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@所在地
   神奈川県 横浜市中区 本牧三の谷298-3 本牧市民公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 大宮工場 No.29
  配置: 1948年7月1日 大宮
  配置: 1957年11月1日 大宮
  配置: 1968年4月1日 大宮
  移動: 1969年4月23日 新鶴見
  廃車: 1970年11月28日 新鶴見
保存時契約当事者
 国有鉄道:東京南鉄道管理局長 相手方:神奈川県横浜市長 1970年12月15日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
  D51 516汽車・電車1971年〜保存車のページ
 少し荒廃気味、テンダーは水タンクとして利用されている。機関車後方には横浜機関区転車台が保存されている。
ここは訪れる人が多いようですので、逐次情報が入りますね。海に近いため、腐食ボディの上に厚塗りという感じで、状態は良いとはいえません(2004年6月旅人)。


D51 522 Googleで検索
 



やまてつ:2010年9月6日撮影
きれいに整備されたD51522です。機関車左側(公式側)には展示台が設置され、運転室に入りやすくなりましたが、公開日以外は鍵がかけられ運転室へは立ち入りができなくなっております。機関車右側のロッド、運転室内の配管など磨き出しが行われ大変きれいになっており、従来の荒廃ぶりがうそのようです。
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@所在地
   石川県 金沢市 北塚町220 県営緑地公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 浜松工場 No.51
  配置: 1948年7月1日 金沢
  配置: 1957年11月1日 金沢
  移動: 1962年6月16日 高山
  廃車: 1973年5月20日 中津川
保存時契約当事者
 国有鉄道:金沢鉄道管理局長 相手方:石川県知事 1973年7月12日
 JR発足時の移管先:JR西日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR西日本(無償貸与)
C参考
 1973年8月18日から10月14日まで開催された日本海博覧会に展示されるため、7月4日の夜間に松任工場から会場まで輸送された。

E参考資料
 
鉄道ジャーナル No.78(1973-10) P107 RJニュース 日本海博にD52展示 (原点はタイプミス)


D51 524《第3動輪》 Googleで検索
 
@所在地
   岡山県 新見市 哲多町本郷672 本郷小学校
A車歴
  
B保存に関わる情報
C参考
 


D51 541 Googleで検索
 

愛媛のKaze:2007年9月6日撮影
 公園内の中央に屋外保存されています。常時子供たちの遊び場になっています。外見では塗装は普通な状態で、汽笛などが黄色く塗られ目だっていました。外装諸機器は整っており、運転室は自由に入れますが、諸計器類の数個が紛失しておりました。助手席が少し荒れています。
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@所在地
   宮崎県 日向市 本町 本町児童公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 小倉工場 No.39
  配置: 1948年7月1日 出水
  配置: 1957年11月1日 出水
  配置: 1968年4月1日 出水
  移動: 1970年10月5日 南延岡
  廃車: 1974年1月12日 南延岡
保存時契約当事者
 国有鉄道:大分鉄道管理局長 相手方:宮崎県日向市長 1977年4月26日
 JR発足時の移管先:JR九州
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR九州(無償貸与)
C参考
 状態がまずまず、腐食が心配


D51 542《カットモデル》 Googleで検索
 
@所在地
   福岡県 北九州市小倉南区 金田3-1-1 JR九州小倉工場 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 小倉工場 No.40
  配置: 1948年7月1日 出水
  配置: 1957年11月1日 出水
  配置: 1968年4月1日 出水
  移動: 1970年10月22日 若松
  廃車: 1974年8月20日 若松
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR九州
C参考
 未確認


D51 549 Googleで検索
 

やまてつ:2005年6月18日撮影
4年ぶりの訪問です。相変わらず状態は良好ですが、野外保存のため、外皮の一部が腐食により穴が開いていました。機関車は木曽福島区特徴を有していました。
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@所在地
   長野県 長野市 南長野南県町639 長野市立後町小学校跡地 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1940年10月29日 長野工場 No.8
  配置: 1948年7月1日 広島第一
  配置: 1957年11月1日 中津川
  配置: 1968年4月1日 中津川
  お別れ運転: 篠ノ井線 D51824とともに
  さようなら列車: 1973年7月9日 中央西線 D51827の次位
保存時契約当事者
 国有鉄道:長野鉄道管理局長 相手方:長野県長野市長 1973年12月22日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR東日本(無償貸与)
C参考
  D51 549長野県保存機関車
 小学校内に保存、状態は良好でした。2013年に後町小学校廃校にともない去就が心配されましたが、2016年に整備の上で、敷地内で約30メートル南西に移動しています。


D51 560 Googleで検索
 


やまてつ:2006年9月17日撮影
近づいて撮影しました。ロッドが油で磨かれておりl刻印が見れて面白いです。右側クロスヘッドは大宮工場で昭和44年(1969年)に製作されたものでした。主連棒は昭和39年(1964年)に長野工場で作られたものでした。製造時からかなり隔てて作られている部品が多いことを感じました。タイヤは厚く今にも線路の上に持っていきたいくらいですが、上回りの鋼板は海が近い性か意外なほど腐食が見られました。
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@所在地
   北海道 室蘭市 海岸町1丁目5-1 旧室蘭駅公園(ぽっぽらん公園)
A車歴
  製造: 1940年11月12日 苗穂工場 No.9
  新製配備: 1940年11月1日 函館
  移動: 1965年10月1日 長万部
  移動: 1967年4月1日 鷲別
  移動: 1972年10月1日 五稜郭
  移動: 1973年4月26日 名寄
  廃車: 1974年7月6日 名寄
   走行距離: 2,736,849km
  保存開始: 1974年11月19日
保存時契約当事者
 国有鉄道:札幌鉄道管理局長 相手方:北海道室蘭市長 1975年3月18日
 JR発足時の移管先:JR北海道
B保存に関わる情報
  管理: 室蘭市  所有: JR北海道(無償貸与)
C参考
 状態がよいが、キャブ屋根の空気窓が無い、以前は青少年科学館(室蘭市本町2-2-1)に保存されていたが2019年8月23日に旧室蘭駅舎公園に移転され11月2日より公開された。
E参考資料
 蒸気機関車 No71(81-1) P6-7 わが町の静態保存機
 蒸気機関車 No47(77-1) P26-27 北海道の保存蒸気 奥野和弘


D51 561 Googleで検索
 

やまてつ:2006年11月25日撮影
川場村のD51561、修理が始まってから3ヶ月が経過、11月23日には村民が主体となる塗装体験ボランティアが行われ、機関車は黒光りする綺麗な姿となりました。我々も11月25日、26日に訪れ、ナンバープレートの磨きだし、発電機の整備、ヘッドライト、室内灯などの配線を行いました。ヘッドライトに明かりが灯り、名実ともに生きた機関車の雰囲気になりました。
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@所在地
   群馬県 利根郡川場村 谷地 穂高高原・ホテルSL Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1940年12月27日 苗穂工場 No.10
  新製配置: 1940年12月27日 函館
  移動: 1960年12月 富良野
  移動: 1963年8月 滝川
  用途廃止: 1976年3月1日 滝川
  保存開始:
  廃車: 1976年3月1日 滝川
   走行距離: 2,581,334km
保存時契約当事者
 国有鉄道:高崎鉄道管理局長 相手方:群馬県川場村長 1976年12月7日
 JR発足時の移管先:JR東日本
B保存に関わる情報
  管理: ホテルSL  所有: 川場村
C参考
  ホテルSL
  ホテルSL デゴイチ日記
  D51 561汽車・電車1971年〜保存車のページ
  廃車後は小樽築港にて留置、当初は解体予定であったが保存された。当初はSLホテルとして利用されたが、廃業し客車はそののち解体された。機関車も追従するのではないかと心配されたが、2006年9月よりD51561の整備がスタートした。
 川場村搬入当時の状況について伺いました。機関車は沼田駅で3分割して運んだそうです。当時は村に通じる道の状態は悪く、特に橋は加重に耐えられないということで補強まで行ったそうです。


D51 565 Googleで検索
 

やまてつ:2004年10月19日撮影
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@所在地
   北海道 常呂郡佐呂間町 永代町65−1 佐呂間町交通公園 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1940年12月12日 川崎車輌 No.2418
  新製配備: 1940年12月22日 大館
  移動: 1942年11月26日 秋田
  移動: 1943年3月6日 盛岡
  移動: 1968年9月15日 小樽築港
  移動: 1971年3月16日 鷲別
  移動: 1974年3月26日 追分
  廃車: 1976年3月19日 追分
   走行距離: 2,301,880km
  保存開始: 1976年6月19日
保存時契約当事者
 国有鉄道:青函船舶鉄道管理局長 相手方:亀田農協組合長 1976年11月1日
 JR発足時の移管先:JR北海道
B保存に関わる情報
  管理: 常呂郡佐呂間町  所有: JR北海道(無償貸与)
C参考
 近年、国立公文書館にて、国鉄が分割民営化される時につくられた書類が公開になっています。
もちろん譲渡車両についても、キッチリ書かれています。 その中で、取りあえず北海道版を閲覧してきました。
D51に関して言うと、
小樽の北海道ワイン工場近くのD51−286は、小樽市長に貸出されていました。 特に驚いたのは、佐呂間のD51−565は、亀田農協組合長に貸出されていました。 貸出者は、青函連絡鉄道管理局長と書かれており、経歴と全く関係ない所から、貸出されています。・・・(ポニー139)
 ・・・D51565について、お話します。この、「亀田農協」というのは、函館市にあります。この亀田農協の所在地のすぐ近くに「本通公園」というのがあって、D51565はこちらで保存されてい ました。僕が現在の住所に引っ越したのが昭和52年(当時は幼稚園児でした)で、この時既に565号機は保存されていました。家からは徒歩3分ほどの位置 です。この機関車の存在で、僕も鉄チャンになったのでした。この565号機、屋外保存で保存されてから1度もペンキすら塗られていない状態で、しかも近所の子供たちは金網を越えて機関車に登って遊んでいました。僕 もその1人でしたが。そのうちに落書きがされるようになり、ヘッドライトも落ち、無残な姿になっていきました(こんな行為をしていたのはほとんどが自分と同じ中学の同級生た ち・・ 悔しいけど「やめろ」なんて言えませんでした。ケンカになるだけだし)そんな状態のまま、平成元年までここにいました。ある日、この公園で565号機が解体されているのを見たのですが、聞くと「サロマの方で鉄道公園を造るの でそちらに持っていく」との事。そういった形で現在の佐呂間に移転、となったのです。僕としては、近くからこの機関車がいなくなるのは寂しいけど、きれいな姿になるのなら、喜んで送り出してあげよう、と、お別れをしたのでした。・・・(グッピー)
近年整備された模様、出来れば機関車の先端部分に屋根をかけて欲しい(やまてつ)


D51 566 Googleで検索
 


やまてつ:2006年9月20日撮影
屋根の下にありますが、塗装は劣化し心配な状態です。よく観察すると汽笛や安全弁が模造品でした。保存前に小樽築港駅周辺に留置されており、根こそぎ部品を持ってかれ、保存の際に模造品を取り付けられたものと思われます。
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@所在地
   北海道 赤平市 赤平623 赤平山研修センター憩いの家前 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1940年12月15日 川崎車輌 No.2419
  配置: 1948年7月1日 五稜郭
  配置: 1957年11月1日 五稜郭
  配置: 1968年4月1日 岩見沢
  廃車: 1976年3月1日 岩見沢
  保存開始: 1976年3月26日
保存時契約当事者
 国有鉄道:札幌鉄道管理局長 相手方:北海道赤平市長 1987年2月16日
 JR発足時の移管先:JR北海道
B保存に関わる情報
  管理: 赤平市  所有: JR北海道(無償貸与)
C参考
 屋根付で状態も良いが、近年整備されていない模様。、
E参考資料
 蒸気機関車 No47(77-1) P26-27 北海道の保存蒸気 奥野和弘


D51 567 Googleで検索
 
@所在地
   京都府 南丹市 日吉町保野田岩ヶ下 鍼灸大学前駅の駅前広場 Yahoo地図 Google地図
A車歴
  
B保存に関わる情報
C参考
 


D51 592 Googleで検索
 




やまてつ:2014年5月3日撮影
2014年に保存会が立ち上げられ、機関車の整備やイベントが行われるようになった。機関車に登らせてもらい観察したが、汽笛の盗難が痛々しい。
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@所在地
   山口県 下松市 笠戸島14-1 笠戸島大城岬(よいこの広場) Yahoo地図 Google地図
A車歴
  製造: 1941年11月25日 日立製作所笠戸工場 No.1423
  配置: 1948年7月1日 広島第一
  配置: 1957年11月1日 出水
  配置: 1968年4月1日 出水
  移動: 1970年10月17日 下関
  廃車: 1972年12月1日 厚狭
保存時契約当事者
 国有鉄道:広島鉄道管理局長 相手方:山口県下松市長 1973年3月12日
 JR発足時の移管先:JR西日本
B保存に関わる情報
  管理:   所有: JR西日本(無償貸与)
C参考
 整備を受け状態が良い。盗難にあった汽笛の跡が生々しい。
E参考資料
 蒸気機関車 No68(80-7) P6-7 わが町の静態保存機



参考図書
 世界の鉄道'76 特集●蒸気C58,D51 毎日新聞社
 SL No.2 1969 交友社
 蒸気機関車 No18(72-3) D51特集
 蒸気機関車 No46(76-11) D51特集
 蒸気機関車 No62(79-7) D51特集

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