C50123 第9回目整備(2005年9月) 

 最後の整備と銘打って、運転室の塗装と割れた窓2枚の取替えを行ったのですが、窓は無事に2枚を交換しましたが、接近した台風の横風にあおられて立てかけていた窓が飛ばされて1枚ガラスが割れてしまうというハプニングがありました。運転室の塗装は入り組んでいるのと、ケレンとマスキングが追いつかず、半分だけ塗装しました。残りの作業は次回に持ち越しました。(作成中)
1日目(9月24日)
窓の修理
割れている右側の窓です。作業前の状況です。
割れている左側の窓です。
手で抑えてもらい、強引に窓枠を外していきます。
替えもなく、多少痛んでいるので丁寧に外していきます。
当時の木工職人の腕はすばらしく、なかなかこのような加工ができません。
注文した強化ガラスです。今回はインターネットで調べて大阪の業者に注文しました。ボランティアということで、多少まけて頂きました。
八方スチロールで包まれてやってきました。
そして窓にはめました。寸法もぴったり合っていました。
組み立てた窓と右側は割れたガラスです。
それ以外の窓は、表面の塗装を落とし、ニスを塗りました。
運転室から部品を取外し、個別に塗装していきます。これは火かき棒です。
運転室内の照明です。明かりが漏れないように四方を覆われております。戦時中の仕様なのでしょうか?
表記のためマスキング作業です。ペンキを塗る個所をくりぬいてあります。
ひとまずペンキを塗って、下の塗装とマスキングの密着をよくします。その上で白ペンキを塗り、時間をおいてマスキングを剥がします。
同様のマスキングです。
まだ塗装途中の運転室内です。屋根はニス塗りにしようか迷っています。
この日の夜に、ヘッドライトに裸電球を入れて、夜の雰囲気を楽しんでみました。

なかなか雰囲気が出ます。後ほど、走る機関車を再現してみました。

本日の昼食です。なかなか美味でした。
2日目(9月25日)
テンダー梯子の架線に注意のため取り付けられた安全対策の色を塗りました。

残念なことに窓を1枚割ってしまいました。
作業終了後の機関車の夜景撮影です。今日はヘッドライトは点灯させませんでした。