C50小山号展示会(2005年11月19・20日) 

 2005年11月19日、20日に「C50小山号」の整備が一通り終了したことで展示会を実施することにしました。当初は、我々が楽しむこと+鉄道好きの人+周囲の人々とし、こじんまりと行うことを考えていたのですが、いろいろ今回のメンバーががんばってくれたおかげで、思った以上の展示を行えることができました。
 今回の事前準備として、地元新聞社には小山市を通じて、ローカルネットテレビ局、鉄道ダイヤ情報には我々よりFAXやメールにて情報の掲載をお願いしました。通常は、あまり鉄道の話題が記事になることは少ないのですが、小山の場合は鉄道の町であったためか、地元各誌が大いに取り上げてくれて、地元の多くの人に知られることになりました。
 19日は午前中より作業を開始し、ポスターの展示準備、コンプレーッサーのレンタル手続、汽笛の分解整備、ブレーキの整備、機関車も一通り雑巾で磨きました。その間にも見学に訪れる人がおりました。また汽笛が鳴るようになってからは、その音を聞きつけてだんだん訪れる人が増えました。(作成中)
1日目(11月19日)
・ポスター準備
 写真の準備です。ホワイトボードにポスターを貼ります。金網にもポスターを貼ります。一部はグラッチさんによりラミネートをかけていただきました。
・汽笛の整備
 汽笛は完全に分解され、整備の上取り付けました。その際に完全に磨きだしました。
 仕上がった汽笛には、コンプレッサーから元溜タンクへ、元溜タンクから汽笛への配管が施されました
・その他の整備
 元溜めに空気を入れると、ブレーキが作動することがわかりました。動きがぎこちないため、分解し油をさしました。動きについては改善されました。
 一通り機関車を雑巾で拭いて埃を落としました。これで展示準備も完了です。汽笛が鳴るようになり、その音を聞いて段段人が集まりだしました。
・ライトアップ展示会
 17時よりライトアップ展示を開始しました。機関車がライトに浮かび上がり綺麗でした。1回だけ発煙筒を炊いて煙の演出を行いました。
 夜の展示は鉄道ファーンを対象とし、あまり多く集まることを想定していなかったのですが、思った以上に人が集まりました。

 アンケートによると、こられた方の大多数は新聞を見られた方で、いかに新聞の宣伝効果は大きいものかと思い知らされました。ここでハプニングがありました。2誌の時間報道の時間が17時〜19時のところが午後7〜9時となっておりました。訂正もできなかったので、みきよひろさんをはじめとする3名が残って展示を行ってくれました。
・懇親会
展示終了後の懇親会です。今回もなかなか話が尽きることなく盛り上がりました。
2日目(11月20日)
・展示開始
 汽笛も来てもらった人に気楽に鳴らしてもらおうと考えていたのですが、汽笛の音は想像以上に大きく、小さい子供は泣き出してしまう、近所迷惑にもなりかねないので、解説を聞いてくれた人の中から限定し、鳴らすときも会場内にアナンスしてから鳴らしました。
・ビデオ上映
大日方さんによるD51787号機関車修理の記録、機関車大集合、59647復元の記録などのビデオを上映しました。機関車が動く姿がなかなか見れないので、親子連れで見ている人が多かったです。
・昔の写真・新聞記事の展示
当日、岩沼町の方が自らが撮られた機関車の写真アルバム、新聞記事などのスクラップを展示してくれました。その中にはC50123の展示までの貴重な新聞記事もありました。
・記念撮影
時折、発煙筒を炊いて煙の演出を行いました。、多くの人が、機関車のデッキの上、運転室内に入り、記念写真を撮られました。
運転室内です。当日はライトを付けて明るくして展示しました。
・機関車の説明
 大日方さんにより機関車についての説明が行われました。
 ブレーキの説明、機関車が動く仕組みなどを行ってくれました。観客も見入るように聞いており、中には質問をする人がいて、この解説なかなか好評でした。アンケート結果でも裏つけられました。
午後遅くなると、だんだん来る人も減ってきました。最後に発煙筒を用いた撮影会を行いました。
・展示終了
 当日は片付けの都合もあり、16時には終了し、17時30分には引き上げる準備が整いました。
最後に記念撮影を行い終了しました。