摩周カルデラ (Lake Mashu)


摩周湖は屈斜路カルデラの東側の縁にできた火山で、最初は成層火山を形成したものの、7000年前の激しい火砕流噴火で、山頂部が陥没して形成されたと考えられている。その後、カムイヌプリ、カムイッシュー島などが形成し現在の形を作っています。カムイヌプリに1993年5月、摩周湖の真中の島にははるか昔に渡しました。
<位置>
 北緯 43°34.7′ 東径 144°32.0′
<地形図>
・20万分の1地勢図
 斜里
・5万分の1地形図
 中標津・計根別・摩周湖・磯分内・屈斜路湖・弟子屈
・2万5千分の1地形図
 養老牛温泉・養老牛・摩周湖北部・摩周湖南部:虹別・南弟子屈:野上峠:川湯・美留和
カムイヌプリに登りはじめる前に、表摩周の第1展望台から写した情景です。朝9時に スタ−トする直前の ものです。
こちらは第3展望台から
春雪の中、外輪山を伝わりカムイヌプリを目指しました。時々、ズブッと雪につかまり 思った以上に難渋し ました。途中いぬを連れた人が私を追い越しました。シベリアン ハスキーを推進力に使うとはズルイ、しか しその人と犬は晴雪に足をとられ、時間と の兼ね合いか途中「頑張れ」と言って途中で引き返しました。
山頂に到着したのは3時を回ってしまいました。 山頂から大きな火口を広角レンズを用いて写しました。なかなかの絶景です。 しかしあとが大変だった。山頂からおり駐車場にたどり着いた時にはもう日が暮れて いました。
山頂からの写真をつないで見ました。斜里岳、標津岳、西別岳などが望めます。
今から35年前の2月に摩周湖のカムイッシュー島に渡りたくスキーで氷の上を歩きました。(1966年2月 10日撮影) 摩周湖は完全結氷していませんでしたが凍りの橋が島までつながっており、なんとか 渡ることができまし た。
摩周湖の氷は美しく、とてもすんだものでした。途中、割れた湖面から吹き出た水が 凍って綺麗な模様と なったものが所々で見られました。
カムイッシュー島とカムイヌプリ
島に渡るのには時間がかかり、帰る途中で夕暮れを迎えてしまいました。